ウィスキー樽で熟成された夢のチョコレート「アルシミー」
フランスの名だたるショコラティエ、ラ・メゾン・デュ・ショコラが手掛けるダークチョコレート「アルシミー」が、2024年12月1日から数量限定で再販されることが発表された。ウィスキー樽で熟成させたこの独特なチョコレートは、2024年6月の販売時に即完売となり、多くのファンの再販を望む声が寄せられていた。
ラ・メゾン・デュ・ショコラとバンジャマン・クエンツのコラボレーション
昨年の限定販売時、ウィスキー市場でトレンドセッターとして名を馳せるバンジャマン・クエンツとの特別なコラボレーションによって誕生した「アルシミー」は、独自の風味を楽しめる奇跡の一品だ。ニコラ・クロワゾーがアートディレクターを務めるこのコレクションは、シェフ・パティシエとしての技術を駆使し、ウィスキーの真髄をチョコレートに取り入れた。”樽”をテーマとしたアプローチが特色で、試作段階から多くの話題を呼んだ。
風味豊かなダークチョコレート
「アルシミー」は、エクアドルとグレナダ産の特別なカカオを使用し、ウィスキーの樽で熟成される。チョコレートを液体状にしてオーク樽に数週間置くことで、木に染み込んだウィスキーの香りと風味を吸収したタブレットが生まれる。香り高いダークチョコレートは、口に含むとベルベットのような滑らかさがあり、ウィスキーを思わせる柑橘系のニュアンスと優雅な後味が特徴だ。このプロセスは、チョコレートとウィスキーの真の錬金術と呼ばれる。
限定販売の詳細
「アルシミー」の価格は2,970円(税込)で、日本国内ではラ・メゾン・デュ・ショコラ丸の内店、六本木ヒルズ店、梅田阪急店、およびオンラインブティックでの販売が行われる。これまでの再販予定は未定のため、今回の販売は特に貴重な機会といえる。ぜひこのスペシャルな味わいを体験してみてほしい。
バンジャマン・クエンツのウィスキーへの情熱
バンジャマン・クエンツは、ウィスキー市場のトレンドを先駆けて築く表現者として知られる。彼自身が「ウィスキーの編集者」と称する彼は、多くの職人と交流しながら、情熱をもって新しい味わいに挑戦している。「MAISON BENJAMIN KUENTZ」を立ち上げた彼は、本物のフレンチウィスキーを作るため、現代的かつエレガントなスタイルを追求している。
環境にも配慮したパッケージ
今回の「アルシミー」は、環境に配慮したデザインも施されている。パッケージにはリサイクル紙が使われており、ココナッツ繊維から作られた黒いマット紙でチョコレートを包んでいる。中にはQRコードが添付されており、プロジェクトの紹介ビデオを見ることができる。デザイン自体も、バンジャマンの樽や蒸留所の雰囲気を反映した温かみのあるものとなっている。
「アルシミー」を再販するラ・メゾン・デュ・ショコラは、前回の成功に続き、さらなる話題を呼ぶことが期待されている。この機会にぜひ、風味豊かなダークチョコレートの魅力を再発見してみてはいかがだろう。