氣志團万博2025でエプソンの「推し活応援部」ブースが盛況に展開！

音楽フェスティバル「氣志團万博2025」に出展したエプソンの挑戦

2025年11月15日と16日の二日間にわたって、千葉県幕張メッセ国際展示場で開催された日本の音楽フェス「氣志團万博2025」において、エプソン販売株式会社が「推し活応援部」と題した体験型ブースを出展しました。この二日間、エプソンは訪れた多くのファンに、彼らの“推し”との思い出を形にすることができる体験を提供しました。

「推し活」の現状とエプソンの目指す方向性

近年、推し活という言葉が広がりを見せており、調査によると日本国内の推し活市場は約3.5兆円規模、推し活を楽しむ人々は約1,400万人にも達しています。これらの統計からもわかるように、この市場は急成長を遂げています。特に、推し活に関連する商品購入が中心となっている中で、エプソンはプリント技術を活用することで、新たな価値の創出を目指しています。

「思い出や応援の気持ちを形にするプリント体験」をテーマにした今回は、来場者のリアルな反応を通じて新たなビジネスモデルを探る試みでもありました。

体験型ブースのテーマとコーナー

特攻変身教室

ブースの中でも特に人気を集めたのは「特攻変身教室」です。ここでは、来場者が専用の撮影ゾーンで自分の好きな衣装を着用し、プロカメラマンによる写真撮影を体験できました。撮影した写真はその場で印刷され、特製の台紙に収められて手渡されます。この体験をした人々からは「普段では味わえない楽しさを体感できた」との感想が寄せられました。

図工室

「図工室」では、アーティストのロゴを使ったオリジナルのタオル制作が可能です。来場者は、専用の転写用紙をタオルに貼り付け、スタッフがヒートプレス機を使って印刷を行いました。この簡単に行える制作過程に多くの来場者が驚き、「自分だけのアイテムを作れる喜びを感じた」と嬉しい声がたくさん寄せられました。

美術室

また、「美術室」ではアーティストの画像をデコレーションし、カードや学生証などのオリジナルの“推し活アイテム”を制作することができました。このコーナーで制作したアイテムは、来場者の日常生活の一部として活用されることが期待されています。

印刷室

さらに、印刷室では氣志團万博2025の限定フレームで写真を撮影することができ、アーティストの写真を生成する特別なコーナーも設けられました。ここでも多くの参加者が「思い出をその場で形にすることができて楽しかった」と語るなど、盛況のうちに閉幕しました。

校内掲示板

来場者のメッセージを掲示する「校内掲示板」も話題を呼びました。これは写真を撮影し、その印刷物に応援メッセージを書く形式で、メッセージはその後氣志團のメンバーにも届けられる仕組みになっています。

参加者の反応と今後の展望

ブースでの体験後、来場者に向けた調査を行ったところ、89.5%が家庭用プリンターを使って推し活グッズを作成したいと回答しました。これにより、多くの人々がエプソンのプリント技術を推し活に活用する可能性を感じたことが明らかになりました。

エプソン販売株式会社は、これらの知見を基に新たなビジネスモデルの開発を目指していくことを明言しています。エプソンは引き続き、推し活市場の拡大に寄与し、それに合った新たなサービスや製品の開発に尽力することを期待しています。