築地にオープンした魚と野菜のみのビストロ「キリュクリュ」

中央区築地に誕生した新しいビストロ「キリュクリュ」

2024年12月9日、中央区築地に新たなビストロ「キリュクリュ」がオープンしました。このお店は、魚と野菜だけを使った独自の料理を提供するスタイルで、飲食業界に新風を吹き込むこと間違いなしです。

「キリュクリュ」という名前は、フランス語で「だれがそんなことをすると思った？」という意味で、口語的に「ありえない！」といったポジティブな驚きを表現します。店舗のコンセプトにも、この感覚が色濃く反映されており、訪れる人々に新しい体験を提供したいという思いを込めています。

新鮮な食材にこだわる

店内には、金沢からの蟹や鹿児島産の鮮魚、伊勢海老、さらには月日貝など、一流の食材が並びます。魚や野菜は、経験豊富なシェフが自ら各地の畑や漁港に足を運び、直接選んだもの。鮮度と旬を重視し、その時期で最も美味しい食材を直送で仕入れているのです。

提供される料理は、ただの寿司に留まらず、さまざまな美味しさを引き出す方法が駆使されています。ブイヤベースやアクアパッツァ、シンプルにグリルされた旬の野菜など、調理法を工夫し、素材の持つ魅力を引き出します。環境の変化にともない、漁港や畑が直面する苦境を知ったシェフの思いも、コンセプトに込められています。

ワインとともに楽しむ

レストランの代表であるソムリエが選んだ、世界中のワインが常時70種類以上取り揃えられており、特に食事との相性を重視したワイン選びが行われています。赤ワイン、白ワイン、スパークリングワインの他、自然派ワインやオリジナルのレモンサワー、日本酒、焼酎なども楽しめるメニューが揃い、飲み物とのペアリングを大切にしています。

グラスワインも多彩で、食事に合わせたワインを品揃えし、何度でも訪れたくなる魅力を誇っています。

落ち着いた空間での食の楽しみ

ビルの二階という意外な場所に広がる内装デザインは、建築デザイナーの家所亮二氏によるもので、洗練された落ち着いた空間が広がります。木材と曲線が特徴的な空間でありながら、直線や金属を取り入れた「ポジティブな違和感」を表現。周囲の目を気にせず、落ち着いた時間を過ごせるように設計されたカウンター席やテーブル席が配置されています。

コースメニューとアラカルト

「キリュクリュ」では、2025年2月末までの期間限定で、お任せのコースメニューを6600円で提供しています。このコースには、アミューズ、自家製パン、前菜、温菜、メインディッシュ、そしてリゾットやパスタなどが含まれ、旬の味を存分に楽しむことができます。

もちろんアラカルトも用意されており、前菜780円～、メインディッシュ1980円～、デザート700円～から選択可能です。デートや記念日はもちろん、普段使いにも自信を持っておすすめできる、魅力的なお店です。