ニセコにスマートホテル誕生
2024-07-16 13:28:47

IoTで快適宿泊! ニセコに「スマートリゾート」誕生、半導体商社グループが描く未来型ホテル

IoTで快適宿泊!ニセコに「スマートリゾート」誕生、半導体商社グループが描く未来型ホテル



2024年12月、世界的なスキーリゾート地・北海道ニセコエリアに、IoT技術を駆使した新たなホテルが登場します。その名も「スマートリゾート」。このホテルを手がけるのは、半導体商社トナリズムのグループ会社である「トナリゾート」(神奈川県川崎市)です。

トナリゾートは、グループが持つ半導体分野の知見と技術力を活かし、宿泊客にとって「より快適な滞在」を実現する「スマートリゾート」をコンセプトに掲げています。スマート家電や最新テクノロジーを導入することで、チェックインから部屋での過ごし方、そして食事に至るまで、あらゆる場面で利便性を追求し、宿泊客が大切な人と過ごす時間をより豊かにする空間を提供します。

「スマートリゾート」が実現する、未来のホテル体験



「スマートリゾート」では、従来のホテルでは考えられないような、革新的なサービスが提供されます。ホテルに到着すると、スマートフォンで瞬時にチェックインが完了。部屋に入ると、自動で照明が点灯し、日の出に合わせてカーテンが開きます。

フロントでの待ち時間や、照明のスイッチを探す手間は不要。スマート家電やIoT技術を活用することで、宿泊客は不要な手間やストレスから解放され、快適な滞在を楽しむことができます。

半導体商社の知見が、ホテルの進化を加速



トナリゾートの親会社であるトナリズムは、半導体や電子部品の調達力と技術力に強みを持つ企業です。2018年の設立以来、半導体不足が深刻化する中、迅速かつ確実に半導体を調達することで、多くのメーカーのニーズに応えてきました。2022年3月期には31億円、2023年3月期には43億円の売上高を達成するなど、急成長を遂げています。

トナリズムグループは、半導体ソリューションを通じて、人々が大切な人と過ごす時間をより豊かにすることを目指しています。スマートリゾートは、その理念を体現する象徴的な事業であり、グループの技術力とノウハウを結集した集大成と言えるでしょう。

北海道ニセコを舞台に、新たな挑戦が始まる



トナリゾートは、スマートリゾートの第1号として、世界的なスキーリゾート地である北海道ニセコ地区を選びました。ニセコは、その美しい自然と、世界中のスキーヤーを魅了する「JAPOW」と呼ばれる粉雪で知られています。

トナリゾートは、ニセコ地区の既存宿泊施設をリノベーションし、スマート家電を導入することで、スマートリゾートのコンセプトを検証。その結果、大きな手応えを得ており、2024年12月の新ホテル開業に向け、準備を進めています。

北海道は、観光地としての魅力だけでなく、半導体製造拠点としてのポテンシャルも高く評価されています。千歳市には、世界最先端の2ナノメートルの半導体量産を目指す「ラピダス」の工場が建設中で、半導体産業の集積が進んでいます。トナリズムグループにとって、北海道は事業展開を行う上で重要な地域と言えるでしょう。

テクノロジーで実現する、パーソナライズされたサービス



「スマートリゾート」では、宿泊客一人ひとりのニーズに応じた、パーソナライズされたサービスを提供することも目指しています。例えば、40代の夫婦がチェックインすると、二人の思い出の音楽が自動で流れ、時間や状況に合わせて照明やアロマが変化する。また、地域の新鮮な食材を自動調理し、サーブするサービスも検討されています。

トナリゾートは、最先端のテクノロジーを活用することで、このような、お客様一人ひとりに合わせた、特別な滞在体験を提供したいと考えています。ニセコのホテルを皮切りに、「スマートリゾート」のコンセプトを進化させ、未来のホテル体験を創造していきます。


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会社情報

会社名
トナリズム株式会社
住所
神奈川県川崎市川崎区東田町1-2いちご川崎ビル2階
電話番号
044-223-9100

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