有村佳奈の個展「Real」が東京・tagboatで開催される！

有村佳奈の個展「Real」開催決定！

2025年10月31日から11月18日まで、東京・日本橋に位置するtagboatで、有村佳奈の個展「Real」が開催されます。この展覧会では、現代アーティスト有村佳奈が選び抜いたテーマをもとに、新しいアートの感覚を体験できます。

アーティストの背景

有村佳奈は、多摩美術大学を卒業し、特にアートディレクターとしての経歴があります。彼女は2019年からアート作家としての活動を本格的に展開し、独自のキャラクター「BABYBOY」を生み出しています。その作品は、コロナ禍や現代の社会問題を赤ちゃんの視点で表現したものが多く、複雑な感情が含まれています。

展覧会のテーマ「Real」

本展「Real」では、AIやSNSの進化により変わりゆく“リアル”の定義を探求します。デジタル化が進む中で、人々が使用する感情や時間の質感を、丹念な筆致で描き出します。アートによって生まれる新たな視覚体験は、観客に深い思索を促すことでしょう。

展示作品のラインナップ

有村は、大型のキャンバス作品や新たに加わる「BABYGIRL」シリーズを含む多彩な新作を披露する予定です。可愛らしい赤ちゃん戦士たちが、現代社会における命の尊さや希望、そして怒りといった感情を語りかけてきます。これらの作品には、従来のリアリティを捉え直すための、強いメッセージが込められています。

イベントとプログラム

個展はオープニングレセプションで幕を開け、その後も様々なイベントが計画されています。初日の10月31日には、18:00から20:00までオープニングレセプションが行われ、入場は無料で予約不要です。トークイベントでは、新作や作品に関するディスカッションも行われます。

続いて、11月1日には「有村佳奈個展ガイドツアー×サイン会」が開催され、作家本人による作品解説を聴きながらの特別な体験ができます。さらに、11月8日にはライブペインティング、そして11月15日にはモモコグミカンパニーとの対談トークショーも予定されています。

有村佳奈について

有村佳奈は1985年に鹿児島県で生まれました。2008年に女子美術大学を卒業し、以降多岐にわたる活動を展開しています。2023年には田村芽実との展覧会を開催し、2024年にはパリでの初の個展が予定されるなど、国内外で注目を集めるアーティストとなっています。また、彼女はイラストレーションも手がけ、その表現は多様です。