下鴨神社とラグビーの聖地
2023-12-27 13:24:36

世界遺産下鴨神社とラグビーの奇跡的融合!墨絵芸術が彩る聖地での祈願と未来への誓い

世界遺産下鴨神社×ラグビー×墨絵芸術:新たな聖地が誕生



古都京都の世界遺産、下鴨神社。その境内にある雑太社が、今、ラグビーの聖地として注目を集めています。2017年の再建以来、多くのラグビーチームや選手が、試合の必勝や健勝を祈願に訪れるようになりました。

2023年12月3日には、ラグビーワールドカップで活躍したレジェンド選手たちと、日本代表選手が集結。新たなラグビーシーズンの到来を前に、祈願祭が盛大に執り行われました。全国高校ラグビー大会(花園)出場校51校から寄せられた絵馬には、それぞれの健闘への誓いが込められていました。

さらに、花園出場校への激励として、下鴨神社から特別な「御朱印」と「御守」が授与されました。この御朱印は、ラグビーワールドカップ2023の開催を機に、日本らしいラグビー文化発信をテーマに生まれたプロジェクトの一環。元日本代表主将の菊谷崇氏と、世界的墨絵アーティストの茂本ヒデキチ氏の協働によって制作された、まさに芸術作品と言えるものです。

ワールドカップ期間中には、数万人の参拝者が雑太社を訪れ、日本代表の活躍を祈願しました。下鴨神社では、このラグビーワールドカップの熱気を、歴史や文化という側面から未来へと繋いでいく計画を立てています。2025年2月頃には、雑太社隣接地に、日本ラグビーの歴史などを展示する案内所の建設も予定されています。

祈願祭当日は、茂本ヒデキチ氏による奉納ライブペイントも開催されました。ラグビーレジェンドや多くの参拝者が見守る中、12番のポジション「タックル」と、2025年の干支「辰」が力強く描かれ、会場からは感動の声があがりました。今後は、全15ポジションの御朱印制作も計画されているとのことです。

また、小学生の全国大会「ヒーローズカップ」決勝大会では、約600名の小学生に、茂本氏の墨絵作品をあしらった記念Tシャツが贈呈される予定です。

下鴨神社では、御朱印などの授与品の初穂料の一部を、次世代のラグビー選手育成に充てることを決定。神社と墨絵芸術という、日本独自の文化を活かしたこの取り組みは、国内のラグビー人口拡大、そして世界に通用する日本ラグビーの育成に大きく貢献すると期待されています。

世界遺産、ラグビー、そして墨絵芸術という、これまでにない融合が実現したこのプロジェクト。国内だけでなく、訪日する世界中のラグビー関係者にも、日本独特の歴史と文化を感じさせる魅力的な取り組みとして、大きな注目を集めています。

関係者情報

賀茂御祖神社(下鴨神社)
菊谷崇氏(Bring Up Athletic Society)
茂本ヒデキチ氏
Rkids(ラグビーキッズ)
糺の森財団
株式会社LOCAL2

会社情報

会社名
賀茂御祖神社
住所
京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号
075-781-4722

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