Salesforceが提供する新しい業務支援AI「Slackbot」
日本国内の企業向けに、Salesforce(株式会社セールスフォース・ジャパン)は、パーソナルエージェント「Slackbot」の提供を本日より開始しました。この新しい機能は、Slackに直接組み込まれ、ユーザーの業務のコンテキストを理解しながら、情報検索や業務の整理、コンテンツ作成などを行います。
Slackbotは、特にビジネスプラスおよびEnterprise+プランの顧客向けに、段階的に展開される計画です。このAIエージェントは、社員が日々の業務の中で必要とする情報を手元に持ちながら、業務の効率化を図るための新しい手段となります。
「Agentforce 360」のビジョン
Salesforceは、2025年の大規模イベント「Dreamforce」において、人とAIエージェントが協働する世界の実現を目指す「Agentforce 360」プロジェクトを発表しました。このビジョンに基づき、Slackを起点にしたリアルタイムな業務連携を目指しています。Slackに数十億もの業務上のやり取りが行われている中で、SlackbotはAIを通じて業務の一部として自然に機能することができるのです。
共同創業者であり、Slackの最高技術責任者(CTO)を務めるパーカー・ハリス氏は、Slackbotを「企業のデータと業務プロセスに基づく、新しいエージェンティック エンタープライズへの入り口」と表現しており、これがSlackbotの存在意義を示しています。この新しいアプローチが実現すれば、AIはツール以上の存在となり、日々の仕事を支えるパートナーとして機能します。
Slackbotの主な機能
新しくリリースされたSlackbotには、以下のような特長があります:
- - 業務コンテキストの理解:Slackbotは、使用開始初日からワークスペース、会話、関連ファイルを理解し、業務に必要な支援を行います。
- - 情報検索の容易さ:ユーザーはSlack上で会話やファイルに加え、他の業務システムの情報も簡単に検索できるようになります。
- - 一貫したアクションサポート:業務の整理やコンテンツ作成、会議のスケジューリング、リマインド設定など、すべてSlack上で完結できます。
- - 意思決定のサポート:単なる最終結論だけでなく、判断に影響を与えた要因を把握し、より的確なアクションを促します。
- - エンタープライズの信頼性:全ての操作は厳格なセキュリティ基盤上で行われ、不要な情報は排除されるため、安心して利用できます。
今後、SlackbotはSalesforceのAgentforceやほかのAIエージェントと連携を深め、組織全体でAIを積極的に活用できる環境を提供する予定です。ユーザーは自分でAIエージェントを探す必要なく、Slackbotを通じてプラットフォーム上で仕事を進めることが可能です。
まとめ
Slackbotは、業務コンテキストを理解し、信頼できるエンタープライズAIとしての役割を果たします。これにより、ビジネスの現場に無理なくAIを取り入れ、エージェンティック エンタープライズの実現を目指す環境が整います。Slackbotの正式な提供が始まったことで、今後の働き方はますます変化していくことでしょう。
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