スチュアート・タートンの『世界の終わりの最後の殺人』が受賞
2026年5月13日、スチュアート・タートンが著した最新のミステリー小説『世界の終わりの最後の殺人』が、日本推理作家協会賞の翻訳部門で栄えある賞を授与されました。これはその年に日本国内で刊行された優れた海外ミステリを選出するもので、著者および翻訳者を評価する重要な賞でもあります。
この作品は、2025年3月12日に文藝春秋から刊行され、日々の生活の中で想像もつかないようなストーリー展開が評価されました。特に、その複雑なプロットとキャラクターの描写が読者の心をつかみ、多くのミステリファンに支持されています。
気鋭の作家・スチュアート・タートン
タートンはイギリス出身の作家で、さまざまな職業を経て、2018年にデビューを果たしました。彼のデビュー作『イヴリン嬢は七回殺される』は、すぐにベストセラーとなり、コスタ賞最優秀新人賞を受賞するなど、その名を広めました。続く作品も評価が高く、『名探偵と海の悪魔』は欧州各地で話題に。
第3作である『世界の終わりの最後の殺人』は、英サンデー・タイムズで1位を獲得しており、さらに日本においてもすべての主要ミステリランキングに名を連ねています。タートンの繊細な表現力と、サスペンスに満ちたプロットが光る一冊に仕上がっています。
翻訳の精髄を持つ三角和代
タートンの作品を日本語に翻訳した三角和代もまた、優れた文学翻訳家としてのキャリアを歩んできました。西南学院大学を卒業後、英米文学を中心に数々の作品を日本語に翻訳しています。タートン以外にも、ジャック・カーリイやジョン・ディクスン・カーなど、著名な作家の作品も手掛け、今やその名は翻訳界で広く知れ渡っています。
功績とこれから
今回の受賞は、タートンあってのものであり、作品だけでなく、それを日本語で理解できるようにしてくれた翻訳者にも感謝する声が多く寄せられています。複雑な構造の物語を分かりやすく伝える技術は、読者が物語の世界に没頭できる大切な要素です。また、今後のタートン作品や翻訳の新作に対する期待も高まります。
タートンと三角は今後、どのようなミステリを生み出してくれるのでしょうか。これからも彼らの動向に目が離せません。