リライアブルが給与一律6%アップを実施し社員の生活を支援

リライアブルが全社員の給与を一律6%引き上げ

総合人材サービス企業「リライアブル」が、全正社員を対象に2023年1月分の給与から一律6%のベースアップを実施することを発表しました。この取り組みは、急速なインフレの影響を受けている現状を考慮し、社員の生活を守るために設けられました。

インフレ対策としての給与引き上げ

リライアブルは、これまで年4回の昇給を設け、評価に基づいた給与体系を維持していました。しかし、特に昨今のインフレ状況を踏まえ、定期的な昇給だけでは社員に安心感を与えられないと判断しました。このような厳しい経済状況の中で、社員が安心して業務に専念できるようにすることは、企業の社会的責任でもあると考えられます。

同社は、新型コロナウイルスの影響を受けた際にも、業務提携やBPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）事業に力を入れることで、驚くべき成長を遂げました。これもひとえに、社員の頑張りによるものとし、今回の給与引き上げはその感謝を込めたものです。

給与ベースアップの詳細

今回の一律ベースアップの対象となるのは、全ての正社員です。具体的な実施内容として、2023年1月分の給与より、現在の総支給額に6%を加算する形となります。例えば、総支給額が月収25万円の場合、月ごとに1万5千円が引き上げられ、最終的に月収が26万5千円になります。

このように明確な数字として示されることで、社員は自身の生活が向上する実感を得られることでしょう。リライアブルはこの給与引き上げを通じて、社員のモチベーション向上を図るとともに、持続可能な企業成長を目指しています。

リライアブルの会社概要

リライアブルは、2014年に設立され、東京都新宿区に本社を置いています。事業内容としては、業務委託や人材派遣、職業紹介など、多岐にわたるサービスを提供しています。また、BPOセンターの運営にも積極的に取り組んでおり、企業のさまざまなニーズに応えています。代表取締役は守脇賢胤氏で、資本金は2億円に及びます。

このたびの給与引き上げが、社員一人ひとりの生活向上につながり、さらなる生産性向上を促進することで、リライアブルの事業が今後ますます発展することを期待しています。