シーホース三河、B.LEAGUE PREMIERへの参入決定
2026-27シーズンに向けて、シーホース三河がB.LEAGUE PREMIERへの参入を果たすことが決まりました。この決定は、10月17日に行われたBリーグ理事会での該当クラブのライセンス交付に関する発表によるものです。今シーズンの平均入場者数が3,443名、売上高が21億円に達するなか、シーホース三河は3次審査を見事にクリアし、新たなステージへの道を切り開くこととなりました。
新アリーナに向けた期待
新設されるホームアリーナは三河安城交流拠点となり、2028年9月のオープンが予定されています。バスケットボールの興行時には5,011席を設けることで、より多くのファンを迎え入れる準備が進められています。これにより、地域のスポーツコミュニティはさらに活性化すると期待されています。
取締役社長の思い
取締役社長の寺部康弘氏は、今回のライセンス交付をファンやブースター、シーホース三河に関わる多くの人々の支援のおかげであると感謝の意を表明しました。また、単にB.LEAGUE PREMIERに参入すること以上に、チームの強化やアリーナでの体験価値の向上、社会課題への取り組みなどに力を入れていく姿勢を強調しました。
寺部社長は、「私たちの目指すべき方向は、シーホース三河が起点となり、多くの人々を幸せにし、その輪を広げていくことです。これからの環境の変化に柔軟に対応しながら、挑戦を続けていきます」と語りました。
地域との連携
愛知県の大村秀章知事も、シーホース三河のB.LEAGUE PREMIER参入決定を祝福しました。彼は、地域のまちづくりや新アリーナを拠点とした賑わい創出への期待を示し、クラブと地域が一緒になって元気な町を作り上げていくことに期待を寄せています。
未来に向けた展望
シーホース三河は、2024年度から始まる「B.革新」プロジェクトによって、より高いレベルでの競技力を目指し、地域の活性化につながる活動を展開する方針です。このプロジェクトにより、クラブの収益向上やファンの増加が期待されており、彼らの目指す「全ての人を幸せにする社会」の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。
日本のバスケットボール界は近年、盛り上がりを見せており、シーホース三河はその波に乗り、積極的に新たな挑戦を続けていきます。引き続き、ファンの皆様の応援と協力が必要です。シーホース三河の新たな挑戦に、ぜひご注目ください。