働く楽しみを広げる新たな研修プログラム
パーソルホールディングス株式会社は、社員のキャリアオーナーシップを育むため、さとのば大学との共同プロジェクトとして、越境ツアー型研修を開始することを発表しました。この研修は8月から全国15地域をフィールドにして行われ、社員に新たな視点や体験を提供します。
研修の背景と目的
「はたらいて、笑おう。」をビジョンとして掲げるパーソルグループは、2017年から公募型研修「@(アット)」を実施し、キャリアの多様性を追求してきました。これは、「Adventure Training program」の略で、参加者が新しい視点を持つことを目的としています。今回、さとのば大学との協業により、地域を学びの場として活用し、社員のキャリア形成に寄与することを目指しています。
プログラムの具体的内容
研修では、自然の豊かな環境の中で心身をリフレッシュさせ、キャリアの原点を見つめ直すことができます。初回の研修地は岐阜県郡上市で、8月に行われる予定です。参加者は、日本三大清流として知られる長良川の源流域で、多彩な体験を通じて自分自身の価値観や未来について考える機会を得ることができます。
具体的な研修内容
- - 川体験:長い間川の指導を行ってきた専門家が、川のエコシステムを通じて自律神経を刺激する体験を提供。
- - 対話の場:源流の森でのファイヤーセッションを通し、人生において大切にしたいことを再確認。
- - 自然との触れ合い:森や川に直接触れることで、持続可能な自身のライフスタイルを見つめ直すことができる設計です。
さとのば大学の教育プログラム
さとのば大学は、地域に密着したプロジェクト学習を通じて、学生が自己のテーマを追求する場を提供しています。多様な地域と協力し、地域共創にフォーカスした講師陣とのオンライン講義も魅力的です。これにより、未来を切り拓く人材を育成することを目指しています。
パーソルホールディングスの概要
1973年に創業されたパーソルホールディングスは、人材派遣やアウトソーシングなど多様なビジネスを展開してきました。近年では、2030年に100万人により良い「はたらく機会」を提供することを目標として掲げ、新規事業にも積極的に取り組んでいます。パーソルグループの人材サービスは、発展し続ける社会の中で、働く全ての人々に新しい機会をもたらそうとしています。
この研修を通じて、社員が持つキャリアオーナーシップを高め、より豊かな労働環境の実現に向けて邁進していくことでしょう。地域と企業の共創による新たな教育プログラムの今後に期待が寄せられています。