フレクトとソラコム、IoT分野で協業開始！SalesforceとIoTを融合し企業の生産性向上を支援

株式会社フレクトと株式会社ソラコムは、IoT分野における協業を開始しました。両社はそれぞれの強みを活かし、より価値の高いIoT基盤を提供することで、企業の生産性向上と効率化を支援していきます。

フレクトは、SalesforceとIoT技術を融合させたサービスを提供することで、企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）を支援してきました。一方、ソラコムはIoTプラットフォーム「SORACOM」を通じて、IoTデータ活用を支援してきた実績があります。

今回の協業では、両社の強みを活かし、IoTデータと顧客データをSalesforce Data Cloudに統合することで、企業が効果的にデータ活用できる環境を提供します。

協業の背景と目的

IoTは、機器の稼働情報やアラートを通じて、安定した稼働や生産設備の運営に大きく貢献しています。近年では、IoTデータがインターネットやクラウドと接続されることが当たり前になってきました。

しかし、IoTデータの真の価値を引き出すには、企業内にある様々なビジネスデータと組み合わせることが重要です。顧客情報、契約情報、保守メンテナンス履歴情報など、多様なデータを統合することで、より深い分析や予測が可能になります。

フレクトとソラコムの協業では、IoTデータと顧客データを含む多様なビジネスデータをSalesforce Data Cloudに統合し、企業が効果的に活用できるよう支援します。ソラコムは、IoT機器と通信に関する豊富な知識と経験を活かし、センサー、デバイス、通信の最適な構成および機器選定をサポートします。

サービス展開

本サービスは、以下の3つのステップで展開されます。

1. IoTデータをSalesforce Data Cloudにつなげる
サイロ化されたデータを統合的に扱え、AIモデルとの連携も容易な基盤であるSalesforce Data Cloudにつなげます。このステップは1～2か月程度を想定しています。
2. 顧客データをはじめ多様なデータと連携
構築した基盤を業務や他の既存システムとも接続し、営業やサービス担当者/責任者にとって、データに基づきアプローチするべき顧客の発見やサービスの省力化・効率化を実現します。
3. AIとの連携
Salesforce Data CloudとEinsteinの機能を活用し、予防保全につながる診断や、お客様に対しての提案内容をサジェストするなど、データとAIを活用したより高度な基盤に発展させます。

既にIoTを活用している企業であっても、ビジネスデータと連携していない場合は、データ連携から始めることでより早く効果を得ることが出来ます。

フレクトは、今後もIoTデータを多様なデータと組み合わせ、企業の攻めのDXを支援してまいります。

エンドースメント

株式会社ソラコム上級執行役員 Japan CEO 齋藤洋徳氏は、今回の協業について、「フレクト様によるIoT分野でのSalesforce Data Cloud連携強化の発表を心から歓迎いたします。ソラコムは、IoTプラットフォームSORACOMを通じて、様々な業界のIoTデータ活用を支援してきました。Salesforceを活用した顧客データの連携が、企業と顧客、企業と企業をつなぎ、新たなステージのIoT活用/DX事例やコラボレーションを創出することを期待しております。」とコメントしています。

株式会社ソラコムについて

株式会社ソラコムは、IoTプラットフォーム「SORACOM」を通じて、世界180以上の国と地域でつながるIoT通信を軸に、IoTを活用するために必要となるアプリケーションやデバイスなどをワンストップで提供しています。製造、エネルギー、決済などの産業DXから、イノベーティブなスタートアップ、農業や防災など持続可能な地域社会を支える取り組みに至るまで、さまざまな業界・規模のお客様にご活用いただいています。

株式会社フレクトについて

株式会社フレクトは、クラウド先端テクノロジーとデザインで新しい顧客体験をカタチにする「攻めのDX」支援を手掛ける国内トップクラスのクラウドインテグレーターです。顧客を中心に360°で繋がるクラウドサービスを幅広く提供するSalesforceやAPI連携プラットフォームの大手MuleSoftからは、豊富な実績や高い技術力が評価され、最高位のパートナー認定を受けています。