進化する足圧測定技術、InsoleXの登場
イタリアに本拠を置く計測機器専門メーカー、Cometa Systems社が発表したワイヤレス足圧測定インソール「InsoleX」は、スポーツや医療の分野での使用が期待されています。今回の新商品は、ワイヤレスでありながらも業界最軽量を誇り、内部に64もの計測点を備えています。これにより、足圧データをリアルタイムで収集し、さまざまなパラメータを表示することが可能です。
多彩な計測機能
InsoleXは、圧力情報の他にも加速度やジャイロのデータを統合して記録します。これにより、スポーツパフォーマンスにおける細部の分析から、医療やリハビリテーション、さらに生体力学や人間工学に至るまで、多くの研究分野で活用できます。特に、荷重の変化を視覚的に把握できるグラフや圧力分布図(2D/3D)により、ユーザーは自分の足の動きをより深く理解できるようになります。
スタンドアロンVerとWaveX連動Ver
新しいインソールには、スタンドアロンVer(InsoleX BT)と「WaveX」連動Ver(InsoleX RT)の2つのモデルが存在します。スタンドアロンVerはBluetoothを用いてUSBドングルと通信し、簡単な手順でセットアップが完了します。このバージョンは独自に足圧計測が可能で、長時間のバッテリー持続性とメモリロガー機能を搭載し、様々な環境下でのデータ収集を簡易に行えます。
一方で、WaveX連動Verは、Cometa社のワイヤレス筋電計や慣性センサーシステムと完全に同期し、より高度なデータ制御と記録を実現します。
利用者のメリット
この次世代インソールは、アスリートから医療従事者まで、多様なユーザーにとって大きな利点があります。アスリートは、自身のパフォーマンスを正確に把握することでトレーニングを最適化し、医療従事者はリハビリテーションのデータをリアルタイムで把握することで、患者への治療をより効果的に行うことが可能となります。
まとめ
Cometa Systems社のInsoleXは、単なる足圧測定を超えた、スポーツと医療のフィールドに新たな風を吹き込む製品です。今後のさらなる展開が期待されています。詳細は、
こちらのリンクからご覧ください。ご興味のある方は、Cometa社の製品ウェブサイトもぜひチェックしてみてください。