無人島での冒険が子どもたちの未来を切り拓く「島の冒険キャンプ」

2025年7月23日から8月3日、無人島を舞台にした「第10回島の冒険キャンプ」が実施されます。この冒険教育プログラムは、株式会社今治．夢スポーツが主催し、小学5年生から中学3年生を対象に、参加者を募集します。

このキャンプは、電気や水道がない自然豊かな「ぼうしろの森」から始まります。参加する子どもたちは自分で薪を集め、火を熾し、川の水を濾過して生活に必要な資源を確保しなければなりません。無人島へ到達するには、1人で過ごすソロキャンプや、標高1,000mを超える山登り、チームで挑むチャレンジキャンプを経て、最終的に自分たちの脚で海岸まで歩き、カヤックを漕いで無人島へと渡ります。

このプログラムの魅力は、過去に参加した子どもたちの「生の声」にも表れています。たとえば、ソロキャンプで火を起こす難しさや、20kmの距離を歩いた達成感、仲間の大切さに気が付いたこと、さらには土で食器を洗った経験が、彼らの心に深く残っています。このような体験を通じて、無人島での“旅の物語”が形作られます。

無人島での大自然の中での学び

「島の冒険キャンプ」は、与えられることを待つのではなく、自分自身で切り拓いていく力を養うことを目的としています。参加者は、自分の限界に挑戦し、仲間と協力しながら生きぬく力を磨くことになります。このプログラムを通じて、子どもたちの中に眠る「生きる力」と「可能性」を呼び覚ますことでしょう。

今回のキャンプには定員が16名と限られていますが、選考により参加者が決定されます。参加費は63,800円で、今治市及び今治市教育委員会の後援の下、特別協賛として株式会社アーバンリサーチが協力しています。

参加希望者は、4月14日から公式ホームページで申し込みが可能です。日常から離れ、自然の中で自分と向き合う体験が、子どもたちにとって貴重な成長の機会となるでしょう。このキャンプを通して、彼らはいかにして自らの可能性を引き出せるのか、その答えを見つけることが期待されます。