水田信二 BSよしもと 料理教室 和牛

元料理人の水田信二が、料理番組『水田信二の注文の多い料理教室』で、ゲストに料理の腕前を磨かせる。

番組では、水田信二が「真のおいしい料理とは何か」をテーマに、ゲストの料理に関する悩みを解決していく。

記念すべき第1回目のゲストは、お笑いコンビ・すゑひろがりずの三島達矢。三島は、奥さんに作ってもらっている大好きなコロッケを、自分で作って家族にふるまい、喜ばせたいと水田に相談する。

しかし、水田は「せっかくやからおいしいコロッケを作りましょう！」と意気込み、三島に厳しい指導を始める。

「手を洗いなさい」という水田の言葉に、すでに手を洗っていた三島は「もう洗ってますけど…」と戸惑う。水田は「でも、僕が見てないんで」と容赦なく言い放つ。

「ジャガイモを洗う」という作業にも、「え、ここから？」と驚く三島に、水田は「どっからやと思ってたん？」と鋭くツッコむ。

「自分でやらないと身につかない」という信念のもと、次々と作業を指示する水田。少しでも手が汚れると「手を洗ってください」と指示する水田に、すゑひろがりずの南條庄助は「絶対に（水田が）後輩であってほしいなぁ……」とボヤくが、水田は「先輩にも言うよ」とピシャリ。

水田の手際の良さや料理に関する知識に、すゑひろがりずの2人は感心する一方、水田のダメ出しに苦笑いを浮かべる。

「卵は角で割ろうとすると殻が入るから平らなところで割らないとダメ」とダメ出ししながら、片手で華麗に卵をボウルに割り入れる水田。しかし、殻が少し入ってしまうと「あ、殻入ってしもた」とポツリとつぶやく姿に、三島は「こういうとこやねんなぁ、この先生の人気あるとこ」と悔しがる。

水田の厳しい指導の下、すゑひろがりずの2人は、試行錯誤しながらコロッケ作りに挑戦していく。

番組収録後、水田とすゑひろがりずの2人は、それぞれコメントを寄せた。

水田は、「この番組がBSよしもとを代表するような料理番組になって長くできたらいいなと思いますし、この番組に来て家で料理するようになったっていう芸人さんがめっちゃ増えればいいなと思います。で、ゆくゆくはその人たちがそれぞれみんな料理番組を持って、料理番組がすごい増えていって……。視聴者の方も、家で料理ってハードル高いなって思う人もいると思うんですけど、一から教えてるんで、『これ見て料理始めました』っていう風になってほしいなと思います。『意外と簡単でめっちゃおいしいやん！』っていうのを味わってもらえると思うんで、料理が苦手なゲストと同じ気持ちで見てほしいですね。」と語った。

南條は、「包丁の持ち方から、手の洗い方とか、その辺から教えてくれるので、超入門編ですね。本当に初心者の人が見ても十分楽しめる内容だと思うし、特に料理に興味のない人に見てほしいなと思います。本当にどこにでも売ってる食材と家にある調味料でできる料理だったんで、めっちゃありがたい番組やなと思いましたね。ただ、小言が多いんで、もしかしたら水田さんへのヘイトは溜まっていくかもしれませんし、『なんやこいつ』ってなる人もおるかもしれませんが、そこも見どころでございます。」とコメントした。

三島は、「普通の料理番組って、ある程度（下ごしらえを）やってくださってることが多いなか、ホントに全部やらなあかんのや、っていうのがビックリしましたね（笑）。でも、いろいろ小言を言われながらもなんとかやったら、今までのことをすべて忘れるぐらいおいしいのができたんで、食べた瞬間に『やってよかった！』って思いましたし、手をかけたからか、料理に愛情が湧きました。これからも節目節目にゲストに呼んでいただきたいですし、番組が末永く続くことを願っております。」と語った。

『水田信二の注文の多い料理教室』は、BSよしもとで毎週木曜19:00〜放送。