歴史群像2月号が登場！零戦から南北朝動乱までの特集

2025年1月6日（月）、株式会社ワン・パブリッシングから待望の「歴史群像2月号」が発売されます。本号は、歴史ファンや戦史に興味がある方々に最適の特集が盛りだくさんです。特に注目は、零戦とその設計者・堀越二郎に焦点を当てた特集です。この特集では、零式艦上戦闘機が抱えていた多くの問題点がどのように解決され、究極的には「完成形」と称される五二型に至ったのかを詳述しています。特に、太平洋戦争が始まる前に発生した2回の空中分解事故に関する調査結果や、事故原因とその後の改善策がどのように構築されたのかを解明している点が、技術史としても興味を引きます。

第二特集では、第二次世界大戦でのプロホロフカ戦車戦について掘り下げた内容が展開されています。この戦いは、独ソ戦において非常に重要な局面であったにもかかわらず、戦後の定説が必ずしも正確でなかったことが明らかになっています。特集を通じて、虚実がどのように認識され、広められてきたのかを検証しており、読み応え十分です。

さらに、第三特集では鎌倉幕府の滅亡後の動乱について追った内容が取り上げられています。後醍醐天皇と足利尊氏の対立を中心に、激動の歴史的背景や、当時の重要な戦局について詳細に解説されます。特に、建武政権の崩壊をテーマとした記事は、歴史の流れを理解する上で貴重な情報を提供します。

また、毎号20本以上の記事を収めている「歴史群像」では、古今東西の戦いやその背後にある人物・事象にも焦点を当てています。今号では、相模の小田原城を取り上げた連載や、日本海軍の航空魚雷の発達史、さらには日清戦争の平壌の戦いについても詳しい記事が掲載されています。これらの特集を通じて、歴史の深い側面や人間理解の鍵は新たな視点を与えてくれます。

書誌情報は以下の通りです。特別定価は1190円（税込み）で、判型はB5判、ISBNは4910191310252です。電子版も用意されていますので、手軽に楽しめます。歴史群像2月号を手に取ることで、歴史という巨大な帆を持つ船を一緒に航海するかのような感覚を味わえることでしょう。

ご購入はAmazonやセブンネット通販で可能です。詳しい情報はワン・パブリッシングの公式ウェブサイト（https://one-publishing.co.jp/）にも掲載されているので、ぜひアクセスしてみてください。歴史ファン必読の本号、是非お見逃しなく！