ボンマックスの挑戦
2020-06-01 13:39:29
ボンマックス、コロナ対策本部の設立と新製品の展開
新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中で、日本のユニフォームメーカー、ボンマックスがいち早く対応を発表しました。この度、同社は新型コロナウイルス問題を重要な社会課題と捉え、社内に「コロナ対策本部」を設立しました。
取り組みの背景
新型コロナウイルスの影響は幅広く、企業や地域社会に多大な影響を及ぼしています。ボンマックスは、長年にわたるBtoBユニフォームの生産を通じて培ったノウハウを活かし、医療業界への関連製品を迅速に提供することを目指しています。特に、国内の医療物資の不足が深刻化している現状を考慮した結果、このコロナ対策本部が設立されました。
コロナ対策本部の特徴
この本部は、会社のトップダウンではなく、有志の社員によって自発的に結成されたチームです。ボンマックスの企業理念である『クレド』のもと、社員たちが集まり、「ありがたい」と思える製品創造に挑んでいます。メンバーは約18人で、朝礼やテレワークを通じて情報を共有し、それぞれの自主管理のもと活動しています。
迅速な商品企画
この「社内ムーブメント」は、国内外の様々な情報や商材を集めることにも成功しており、2週間という短期間で製品化まで進むというスピード感があります。これにより、多くの人々がより快適で安全に生活できる製品を提供することができるのです。
新たに登場したコロナ関連製品
ボンマックスが発表したコロナ関連の製品には、医療用アイソレーションガウン、使い捨てマスク、フェイスシールドなどが含まれています。これらの製品は、すべて自社工場や協力工場で生産され、100万枚を超えるガウンが日本政府に納入される見込みです。さらに、全国の代理店を通じて一般消費者にも提供される予定です。
医療用アイソレーションガウン
このガウンは撥水性の不織布で構成されています。国内素材を使用し、自社工場を含む全国の協力工場と連携して短期間で生産されています。この新しい医療用ガウンは、現在深刻な医療物資不足が続く状況において、多くの医療従事者に喜ばれることでしょう。
使い捨てマスクとフェイスシールド
また、中国製の使い捨て不織布マスクを数百万枚販売し、6月からは子供用マスクも登場予定です。加えて、5月より販売を開始したスポンジ付きフェイスシールドは、飲食業や接客業の再開に役立つと期待されています。
機能性ウォッシャブルマスク
さらに、自社開発の冷感マスクも特筆すべき点です。キシリトール含有の接触冷感マスクと、独自の「coolcore®」技術を用いたマスクが販売される予定です。これらは高い機能性を持ち、長時間の使用でも快適さを保つ工夫がなされています。
今後の展望
今後もボンマックスは「抗ウイルスウエア」や「マスク」の開発を続ける予定であり、さらなる商品展開が期待されます。このように、ボンマックスの迅速な対応と革新的な発想は、地域社会や医療業界にとって大変貴重な存在となるでしょう。新型コロナウイルスに対する取り組みを通じて、ボンマックスは地域や社会の支えとなるべく今後も邁進していく姿勢を貫いていきます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ボンマックス
- 住所
- 東京都中央区日本橋大伝馬町16-1
- 電話番号
-
03-3663-0046