静音・軽量化を実現した新しいパーツフィーダー「Sii-Karu」
2025年7月9日から11日まで、幕張メッセで開催される「機械要素技術展」で、株式会社山一ハガネの新しいパーツフィーダー「Sii-Karu」シリーズが展示されます。この製品は従来の金属製フィーダーが抱えていた騒音や重量の問題を解決し、製造現場の環境改善に貢献します。
静音性のメリット
「Sii-Karu」は、特に静音性に優れた設計がなされており、作業者に優しい環境を提供します。従来の振動式フィーダーでは、90dBを超える騒音が一般的であり、作業現場では耳栓や防音カバーが必須でした。しかし、Sii-Karuでは構造的に騒音を大幅に抑えることに成功し、作業者の肉体的・精神的負担を軽減します。
軽量化の利点
樹脂製の「Sii-Karu」は重量が軽く、設置やメンテナンスが非常に容易です。重たい金属製フィーダーの場合、レイアウト変更や工程の見直しが難しく、現場の柔軟性を妨げる要因となりますが、Sii-Karuは取り扱いやすさを実現しており、変化に対する対応力が向上します。
量産性の向上
このフィーダーは熟練職人による手作りから脱却し、3Dプリンターを用いたデジタル製造技術を活用しています。そのため、製造プロセスが「見える化」され、確実性のある設計と納期の見通しが立つため、持続可能な製造体制を築くことが可能です。
製品ラインナップ
- - Pシリーズ: 大きな部品を高速供給するモデルで、最大トラック径がΦ1500。
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フードセーフティ: 食品対応の安全性を考慮した二層塗装を採用。
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コレクト: オイルや液体が付着したワークの供給にも対応。
- - Bシリーズ: ボルトやネジの高速供給に特化し、分間最大800個まで対応。
- - Dシリーズ: 最大傾斜65度まで対応可能なドラム型搬送機。
展示会情報
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- - 展示会名: 機械要素技術展
- - 会期: 2025年7月9日(水)〜11日(金)
- - 会場: 幕張メッセ
- - ブース番号: 35-41
- - 展示品: Sii-Karuシリーズ、3Dプリンタ製治具
- - 公式サイト: 機械要素技術展公式サイト
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まとめ
私たち山一ハガネは、製造現場が抱える長年の課題に真剣に向き合ってきました。Sii-Karuシリーズは「静かで」「軽く」「量産可能」なフィーダーとして、新たな選択肢を提供します。製造現場の環境改善を目指し、これからも革新を続けていきたいと考えています。
株式会社山一ハガネについて
山一ハガネは1927年に創業し、特殊鋼の商社として重要な役割を担っています。高品質な製品開発や3Dプリンターの最新技術導入により、新しいフィールドでの挑戦を続けています。
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