トヨタ労連の新基盤
2025-05-27 10:35:39

トヨタ労連が新たな情報発信基盤「TUNAG for UNION」を導入

トヨタ労連が「TUNAG for UNION」を開始



全トヨタ労働組合連合会(以下、全トヨタ労連)は、トヨタグループ内で300以上の組合を持ち、約36万人の組合員を抱える強大な連合体です。この度、全トヨタ労連は情報発信の効率化と交流の充実を目指し、「TUNAG for UNION」を導入しました。

背景と導入目的


全トヨタ労連は、製造業をはじめとした幅広い業種の労働組合で構成されていますが、組織内での情報共有は時として思うように進まないこともありました。大きな変化の波が押し寄せる現代において、迅速かつ効果的に情報を発信することが求められていたのです。そのため、加入各組合の執行部と全トヨタ労連本部を結ぶ新しいコミュニケーション基盤を必要としていました。

「TUNAG for UNION」は、組合活動に必要な情報を一元的に集約し、情報の発信と受信をスムーズに行うためのアプリです。これにより、加盟各組合間の柔軟なコミュニケーションを通じて、強固な結束力のある活動を促進することが期待されています。この取り組みにより、全トヨタ労連はさらなる組合活動の向上を見込んでいます。

全トヨタ労連のコメント


全トヨタ労連副事務局長の秋山大樹様は、「組織内情報の発信頻度や柔軟性を高め、双方向な情報共有を行うことで、様々な変化にも即座に対応できる体制を整えたいと考えた」とコメントしました。また、スマホ一つで情報を迅速に取得・回答できる利点を強調し、今後このプラットフォームを活用して組合活動をさらに発展させていきたいと語っています。

TUNAG for UNIONの特長


このプラットフォームは、日々の活動情報の発信から、関連する申請や承認までを一つのアプリで完結できる点が最大の魅力です。これにより組合員は必要な情報を簡単に得られ、加えて申請などのアクションもスムーズに行えます。また、導入から運用までには専門の担当者が支援し、各組合のニーズに寄り添った取り組みが実現されます。

さらに、TUNAG for UNIONは情報の透明性を高め、組合員の反応を可視化することも可能です。これにより、組合の活動がより効果的かつ活発に行われる基盤が形成されることが期待されています。

スタメンの役割


「TUNAG」などのサービスを提供する株式会社スタメンは、「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める」という理念のもと、2016年に設立されました。今では380以上の組合にサービスを提供するまでに成長しています。スタメンは、HR Tech領域で進化を続けており、労働組合の未来を見据えた取り組みに力を入れています。

スタメンの代表取締役である大西泰平氏は、「TUNAG for UNIONは、組合員が情報を容易に受け取れるようになるだけでなく、組合活動を通じて相互にサポートし合う関係を築く基盤になると信じています」と強調しました。

まとめ


全トヨタ労連の「TUNAG for UNION」の導入は、組織間のコミュニケーションの質を高め、活動の活性化を図るものであることが明確です。この新しい情報発信基盤は、今後の労働組合の活動において必須のツールとなり、変革に対応できる柔軟な組織づくりを支える重要な役割を果たすことでしょう。また、鮮やかな情報共有が実現されることで、組合員一人一人の活動へのエンゲージメントも高まり、より強固なコミュニティが育まれることが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社スタメン
住所
愛知県名古屋市中村区下広井町一丁目14-8
電話番号
052-990-2412

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