中野区立中央図書館で3DアバターAI司書「SHIORI」が誕生
東京都中野区、特に中野区立中央図書館で、新たな技術が導入されることとなりました。それは、3Dアバター型のAI司書「SHIORI」です。一般社団法人Woollyと株式会社シビックAI総合研究所が協力して、来館者サポートを目指した実証実験を開始します。この試みは、ただの本選びを超え、図書館利用者の利便性向上を図るものです。
図書館のニーズに応える新たな試み
図書館は、毎日多くの利用者が訪れ、その中でさまざまな質問が寄せられています。「本は何冊まで借りられますか?」、「この本はどこにありますか?」など、利用者の疑問に答えるのは、図書館司書の重要な役割ですが、その負担は増す一方です。そこで、AI司書「SHIORI」の導入により、定型的な質問に対して、まずはAIが応じる体制を整えることになりました。
これにより、司書の業務が軽減され、より多くの時間を利用者への質の高いサポートに振り向けることができるようになります。こうした取り組みは、図書館の利用者によりスムーズな体験を提供することを目的としています。
実証実験の具体的内容
この実証実験では、「SHIORI」が以下のようなよくある質問に対して対話形式で答える仕組みが導入されます。回答内容は事前に図書館で確認、監修された情報に基づいています。
- - 開館・閉館時間
- - 貸出・返却方法
- - 予約本の受け取り方法
- - 館内ルール(写真撮影、PC持ち込み等)
- - CD・DVDの利用可否
- - 駐車場・授乳室・アクセス方法
- - 図書館内イベント情報 など
これにより、来館者は自分の疑問を簡単に解消できるようになります。これまで質問しても答えを得るのに時間がかかった部分が、即座に回答されることで、利便性が格段に向上することでしょう。
実施概要
- - 期間:2026年1月24日(土)から2026年2月23日(月)まで
- - 場所:中野区立中央図書館 B1入口前
- - 対応内容:よくある質問への回答、館内フロア案内など
- - 主催:中野区立中央図書館(指定管理者:ヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体)
企業背景
この実証実験を主催するのは、一般社団法人Woollyと株式会社シビックAI総合研究所の2社です。Woollyは教育や図書館関連事業を展開しており、地域コミュニティ支援や情報リテラシー育成にも力を入れています。対するシビックAI総合研究所は、AI技術を駆使して地域活性化に貢献することを目指しており、AI司書「SHIORI」の開発においても先駆的な役割を果たしています。
お問い合わせ先
この実証実験に関する詳細情報は、主催する中野区立中央図書館までお問い合わせください。
この取り組みは、AI技術の新たな可能性を示すものであり、図書館利用者にとっても新しい体験となることでしょう。今後の実証実験を通じて、どのような成果が得られるかに注目です。