2025年3月、名古屋市東山動植物園にて「第75回 名古屋市東山動植物園 春まつり」が開催され、特別なワークショップが注目を浴びました。
このワークショップは、株式会社オープンハウスグループの名古屋支社が企画したもので、名古屋商業高等学校の生徒が考案したパズル型親子キーホルダーを使用した体験型のイベントです。親子で参加し、SDGs(持続可能な開発目標)のメッセージをキーホルダーに記入するという新しい試みが行われました。
イベントの背景
名古屋市は、キャリアサポート事業の一環として、地域でのSDGsへの取り組みを推進しています。その中で、高校生たちのアイデアを活かし、親子で楽しく学べる機会を提供するこのイベントが実現しました。イベントの内容は、先着で配布される1,000個のパズル型キーホルダーに、参加者が自分たちのSDGsへの思いやメッセージを書くものです。
参加者の反響
来場者は、はじめに冊子を手に取ると、載っている「今日からできるSDGsアクション」を参考にして、思い思いのメッセージをキーホルダーに記入していきます。そして、その完成したキーホルダーを自分たちのリュックやファスナーに取り付け、動物園内を散策する姿が印象に残りました。
このイベントに参加した学生たちは、自身のプロジェクトが多くの人々に受け入れられたことに感謝の気持ちを示しました。「多くの方に受け取っていただき、感謝の言葉や笑顔をたくさんいただきました。私たち高校生にとって、とても素敵な経験となりました」と、参加した学生の一人が語る通り、非常に意味のある時間を過ごすことができたとのことです。
学生たちの取り組み
名古屋商業高等学校の学生たちは、このプロジェクトに長い時間をかけて取り組んできました。彼らが思い描く理想とする社会を形にするために、SDGsの観点から親子での学びを促進し、楽しんでもらうことを目的としたキーホルダーの開発に尽力してきたのです。学生たちのオリジナルアイデアは、実際のイベントで多くの子育て世代から高評価を得たことも、自身の成果として嬉しかったと振り返っています。
終わりに
このようなイベントが、親子にとっての新しい学びの場を提供し、地域に根付くSDGs活動の一部となることが期待されています。また、オープンハウスグループは、地域社会との連携を深めながら、より持続可能な未来に向けて様々な取り組みを行っていく姿勢を示しています。今後もこうした活動が広まっていくことを願います。