メタバースでイノベーション育成
2024-03-04 08:00:02
立命館大学、メタバース活用でイノベーション人材育成!EDGE+Rプログラム開催報告
メタバースで未来を創造:立命館大学の革新的教育プログラム
立命館大学が2023年度に実施した「EDGE+Rプログラムメタバースコース」の開催報告が発表されました。このプログラムは、メタバース空間を舞台に、次世代のイノベーションを担う人材育成を目指した画期的な取り組みです。50名もの高校生・大学生が参加し、VR空間「VRChat」を活用した実践的な学習で、大きな成果を収めました。
バーチャル空間での学び:VRChatを活用した実践的教育
本プログラムの最大の特徴は、メタバース空間「VRChat」を積極的に活用している点です。参加者たちは、クリエイター講師による世界旅行やプラネタリウム鑑賞、ダンス体験といった、現実世界では体験できないようなユニークなアクティビティを楽しみながら学習を進めました。
さらに、メタバース上での起業体験に関する講演会も開催され、学生たちはバーチャル空間でのビジネスモデル構築について貴重な学びを得ることができました。
デザイン思考を磨く:ワークショップとグループワーク
単なるエンターテイメントに留まらず、本プログラムではデザイン思考の習得にも重点が置かれています。メタバース空間内でのワークショップを通して、参加者たちはメタバースユーザーの特性や文化を分析し、デザイン思考を活用したサービス開発を学びました。グループワークでは、それぞれのアイデアを出し合い、顧客ニーズに応えるサービスを提案するプレゼンテーションを行いました。
EDGE+Rプログラム:イノベーション創出のための3つの柱
EDGE+Rプログラムは、Project-Based-Learning(PBL)を基軸とした実践的な学習プログラムです。デザイン・ドリブン・イノベーション、デザイン思考、そしてシステムデザインという3つの柱を軸に、学生たちはチームで協働し、新たな価値創造を体験します。
デザイン・ドリブン・イノベーション: 内面にあるビジョンを駆動力とする「Inside Out」のアプローチで、イノベーションを生み出します。
デザイン思考: スタンフォード大学発祥のアプローチで、課題解決のための思考法を習得します。
* システムデザイン: デザイン思考とシステム思考を融合し、革新的な製品・サービスの設計を行います。
メタバースコース:文理融合によるイノベーション教育
メタバースコースは、メタバースの特性とデザイン思考を融合させた、文理融合型の教育プログラムです。参加者は、まずレギュラーコースでデザイン講義動画を学習し、その後、メタバース空間で実践的なワークショップを行い、学んだことをアウトプットします。
デザイン思考:未来社会で求められる能力
デザイン思考は、「なぜ?」を問い続けることで、課題解決に必要な能力を磨く思考法です。分析力やアイデア力といった、現代社会、そして未来社会で必要とされる能力を養うことを目的としています。
協賛企業:株式会社ゆずプラス
本プログラムでは、メタバース空間におけるプログラム運営を株式会社ゆずプラスが協力しています。同社は、メタバース空間政策やイベントの企画、新規事業の提案などを手がける企業です。立命館大学との連携を通して、教育分野におけるメタバース活用の可能性を広げています。
まとめ:メタバースが拓く未来の教育
立命館大学EDGE+Rプログラムメタバースコースは、メタバースという革新的な技術を活用し、次世代を担う人材育成に大きく貢献するプログラムと言えるでしょう。VRChatを始めとしたメタバース空間での実践的な学習は、学生たちにかけがえのない経験と、未来社会で活躍するためのスキルを提供しています。今後、このプログラムがどのように発展していくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社ゆずプラス
- 住所
- 京都府京都市南区吉祥院中島町30番13号
- 電話番号
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