エクサの耐火物残厚測定装置がJFEスチール新商品開発賞銅賞を受賞

エクサの新技術が評価される

2024年12月18日、JFEスチール（株）本社において行われた表彰式で、株式会社エクサが開発した「耐火物残厚測定装置（Remex）」が新商品開発賞の銅賞を受賞しました。この受賞は、エクサの技術力が業界で高く評価されていることを示す重要な成果です。

耐火物残厚測定装置(Remex)の概要と特徴

Remexは、製造現場で使用される転炉などの耐火物の残厚を正確に測定し、デジタル化するための装置です。この装置の最大の特徴は、測定したデータを操作データとリンクさせ、損耗因子を視覚化することにあります。これにより、製造プロセスの改善や効率化が可能になり、コスト削減にも寄与します。

エクサの技術者たちは、汎用デバイスを組み合わせることで、競争力のある価格帯で新しい価値を提供するシステムを構成しました。生産現場における高熱環境での運用に必要な信頼性を兼ね備えたこの製品は、漏鋼防止や予知保全といった顧客の課題解決に直結しています。

表彰制度の重要性

JFEスチールの表彰制度は、技術分野や業務改革における顕著な成果に対して行われるものであり、特に優れた業績に対して「JFEスチール社長賞」を授与しています。新商品開発賞は、オンリーワン・ナンバーワン商品を目指す拡大を目指す賞であり、Remexはその一環として評価されたのです。

エクサの方向性

株式会社エクサは、JFEスチールを母体に持ち、キンドリルジャパンが親会社となるITサービス会社です。エクサは先進的な技術を活用してデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し、コンサルティングから開発、運用までの幅広いサービスを提供しています。この受賞は、エクサの技術力と市場でのリーダーシップを強化する重要なステップであるといえるでしょう。

今後も、エクサは製造業界における顧客のニーズを満たす製品開発を続け、さらなる技術革新を目指して邁進していくことでしょう。

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