ぐるなびと楽天、会員ID連携数が1,000万を突破
株式会社ぐるなびが、楽天グループ株式会社との連携により、ぐるなび会員IDと楽天IDの連携数が1,000万を超えたことを発表しました。これは、2018年10月からの連携開始から続いている取り組みの成果とも言えるでしょう。
この連携により、「楽天ぐるなび」を通じてネット予約を行う際に「楽天ポイント」を獲得できるようになり、多くのユーザーにとって利便性が高まりました。また、ぐるなびはこの連携を利用して独自のキャンペーンを展開し、多くの飲食店の集客支援を行っています。特に、期間中にポイント獲得数が高いということで、ダイヤモンド会員を対象にした新規IDの連携も増加しています。
サイト名の変更とサービスの向上
2023年には、飲食店情報サイト「ぐるなび」の名称を「楽天ぐるなび」に変更しました。この変更は単なる名称変更ではなく、サービスの全体的な向上を目指す取り組みでもあります。「楽天ポイント」が貯まるサイトとしての認知を拡大し、より多くの楽天会員が利用しやすい環境を整備しています。
新たな施策の展開
さらに、2024年6月からは「幹事ガンバレプロジェクト」を開始し、10月には「幹事ランク制度」の導入を予定しています。この制度では、ネット予約や来店人数に応じて幹事ランクが決まり、ポイント進呈率が変動する仕組みを取り入れています。このようにして、リピート予約の促進を図ると共に、ネット予約の利用促進を目指しています。
今後、ぐるなびは楽天とのフルに連携を行い、1億以上の楽天会員に対してもアプローチを強化し、飲食店への提供価値を高める計画です。特に、飲食店産業はCOVID-19の影響で厳しい状況が続いていますが、こうした取り組みが業界に新たな息吹をもたらすことにつながると期待されます。
経済圏の拡大
ぐるなびは、今後も楽天との提携を通じてリーチを広げ、“食でつなぐ。人を満たす。”という企業の理念に従い、飲食店への集客拡大に貢献する姿勢を崩しません。このような進化は、利用者だけでなく、飲食業界全体にとっても大きな意味を持つのではないでしょうか。
結論として、ぐるなびと楽天の連携が生んだ1,000万の会員数は、サービスの向上や新たな施策を通じて、今後の飲食業界の成長を支える重要な要素となるでしょう。また、両社が共に考える「楽天エコシステム」の一部として機能することで、さらなる成長が期待されます。