スタートアップ業界向けオフィスサイネージメディア『StartPass Window』始動
2023年、スタートアップのエコシステムを支える新たな取り組みとして、株式会社StartPassが『StartPass Window』を発表しました。このサービスはスタートアップや関連機関のオフィスに設置するデジタルサイネージメディアで、業界特化型のニュースや情報を配信することを目的としています。
1. 業務提携の背景
株式会社StartPassは、国内スタートアップを支援する情報配信プラットフォームの構築を目指し、株式会社アテンタと業務提携を結びました。日本におけるスタートアップ情報は、各種メディアに分散しており、一元的な情報源が不足しているとの問題意識から生まれたこのプロジェクト。両社は「スタートアップ人材が働く場で、挑戦を支える情報を届ける」というビジョンを共有し、このプロジェクトを開始しました。
2. StartPass Windowのプログラム内容
『StartPass Window』は、スタートアップやVC、自治体などの選定された組織に無償で提供されます。このデジタルサイネージは、スタートアップ業界の最新情報をリアルタイムで受け取ることができ、ビジネスチャンスを広げる手助けとなります。配信されるコンテンツは、業界のニュース、イベントカレンダー、スタートアップ用語のショート解説など、多岐にわたります。
特に注目すべきは、エグゼクティブ・エディターである池田将氏によるコラムや、有名人を起用したインタビューコンテンツです。フリーアナウンサーの宇垣美里さんは年間アンバサダーとして、毎月の対談でスタートアップのファウンダーやVCのキャピタリストとの対話を行います。また、俳優の菊川怜さんがシグネチャー・ゲストとして、スタートアップの文化を広める役割を果たします。
3. スタートアップエコシステムへの貢献
このプロジェクトは、将来的には広告収益を見込んでいますが、初期段階ではマネタイズを目指さず、スタートアップ業界にとって価値のある情報源となることを優先しています。現在、国内では情報が分散しているため、このプラットフォームは業界の中心的な役割を果たし、情報の集約を目指します。
さらに、設置を希望する企業や自治体には、無償でデジタルサイネージを提供するキャンペーンも実施中です。これにより、多くのスタートアップが情報を得るためのハードウェアを容易に導入できる環境が整います。
4. 最後に
『StartPass Window』の開始は、日本のスタートアップ業界にとって新たな希望の光です。信頼できる情報を集め、スタートアップ文化を根付かせる手助けをするこのプロジェクトに、今後も目が離せません。興味がある方は、設置申し込みフォームを通じてエントリーすることができるので、ぜひこの機会に利用してみてください。
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