新しい障がい者雇用の形を提供
福島県本宮市に本社を置く株式会社マインドが、障がい者の新しい働き方を支援する「障がい者×サテライトオフィス」というサービスを立ち上げました。これは、障がい者が安心して働ける環境を提供し、企業の人材不足を解消し、業務効率化を図ることを目的としています。
現状の障がい者雇用の課題
日本における障がい者雇用は、法定雇用率が定められていますが、現在、この基準を満たしている民間企業は約50.1%にとどまっており、障がい者の「働きたい」という希望と企業の採用意欲との間に大きなギャップがあります。厚生労働省によると、新規求職申込件数は前年比で6.9%の増加を見せているものの、企業側には業務の切り出しや職場環境の整備の課題が残されています。
「障がい者×サテライトオフィス」の特徴
この新サービスでは、障がい者がリモートで業務を遂行できるサテライトオフィスの整備と、企業側の業務整理を行うサポートが行われます。具体的には、次のようなサポートが提供されます。
- - 業務の切り出し:企業の業務内容を整理し、障がい者が担う具体的な業務を明確にします。
- - 採用ペルソナの設定:求める人材像を策定し、適材適所の配置を促進します。
- - 求人票作成のサポート:求人条件の整理や情報入力の支援を行います。
採用後には、常駐スタッフによる体調管理や健康相談が可能で、障がい者の方にとって安心な勤務環境を整えています。また、週次の業務報告レポートを通じて、企業との情報共有を行い、業務の進捗を可視化します。
企業側の取り組み
企業には、日常業務の指示出しや勤怠管理、評価の実施をお願いしています。これにより、企業の業務負担を軽減しつつ、障がい者雇用をスムーズに推進します。
サテライトオフィスの導入によるメリット
障がい者が特定の業務を担うことで、企業はコア業務に集中でき、業務効率化が図れます。さらに、障がい者雇用の実績が企業のCSR活動を支援し、ブランド価値の向上につながります。加えて、常駐スタッフのサポートにより、働きやすい環境が提供されることで、雇用の定着率向上にも寄与します。
今後の展望
私たちはこの「障がい者×サテライトオフィス」の仕組みを日本全国に広げていくことを目指しています。地域特性を活かしたサテライトオフィスを設けることで、より多くの障がい者の方が自分らしく働ける社会を実現するためのモデルを構築します。企業の業務効率化と障がい者の就業機会の拡大に向けた取り組みを今後も継続していきます。
ぜひ、株式会社マインドの公式サイトをご覧いただき、この新しい働き方に関心をお寄せください!
【お問い合わせ先】
株式会社マインド障がい者×サテライトオフィス公式サイト
https://mind-gr.jp/
株式会社マインドの概要
- - 会社名:株式会社マインド
- - 代表者:代表取締役佐藤卓也
- - 所在地:福島県本宮市本宮字万世160-1
- - 設立日:昭和62年10月14日
- - 資本金:2,200万円
- - 事業内容:介護、医療、警備、サテライトオフィス(障がい者就職支援サービス)、グローバル展開など
- - WEBサイト:https://www.mind-gr.co.jp/