2025年5月に再演決定!
人気の作品、石原燃氏作『彼女たちの断片』が、東京演劇アンサンブルの主催によって再び舞台に帰ってきます。この再演は、2025年5月16日から5月18日まで、あうるすぽっと(東京都豊島区)で行われます。チケットはすでにカンフェティにて販売中であり、早めの購入が推奨されます。
物語の背景
この作品は、2022年に初演され、岸田國士戯曲賞の最終候補に選ばれたほどの評価を受けています。物語の中核は、「私の身体は、私のもの」というテーマのもと、望まない妊娠を経験した女子大生が主人公となります。彼女が夜に行う中絶のため、友情や圧力、社会的な要因が複雑に絡み合う様子が描かれています。
物語は、多部という女子大生が友人の助けを借りて中絶薬を入手し、実際にその週末に中絶を行うまでの一晩を中心に展開されます。彼女は海外から取り寄せた中絶薬を使用しなければならず、周囲のサポートを得て、安全な場所を探しつつ、この過酷な状況を乗り越えようとします。
記憶に残る登場人物たち
この作品では、七人の女性たちが重要な役割を担います。多部の友人みちるや、その母の天野、さらにみちるの母の同僚晶など、それぞれが個別の過去や苦悩を抱えています。友人たちの支えがあるにもかかわらず、社会の根深い問題を描写することで、このストーリーは観客に問いかけるものがあります。
母親との不和や社会的な期待、過去の選択についてなど、様々なテーマが交錯する瞬間は、観る者に深い感情をもたらします。特に、中絶というテーマを扱いながらも、女性同士の絆やサポートの尊さが強調されており、観客に強いメッセージを伝えることを目的としているのです。
プロダクション情報
再演にあたっては、作はそのままに、演出は小森明子氏が手がけます。出演者も魅力的で、洪美玉、原口久美子、永野愛理など、各方面で活躍する実力派女優がそろいます。また、音楽は国広和毅氏、舞台美術は香坂奈奈、照明・音響にはそれぞれ真壁知恵子、川崎理沙が関わっているなど、豪華なキャストとスタッフが参加しています。
興味のある方は、公式ホームページでの最新情報を確認しつつ、カンフェティでのチケット予約を早めに行うことをお勧めします。この舞台があなたの心に響くこと間違いなしです。
公演詳細
- - 公演期間: 2025年5月16日(金)〜 5月18日(日)
- - 会場: あうるすぽっと(東京都豊島区東池袋4-5-2)
- - チケット料金: 一般 4,300円、U30 3,000円、カンフェティ会員割引あり。
詳細は公式サイトでご確認ください。ご期待ください!