クラウドPBX「INNOVERA」が新機能5つを追加、業務効率化をサポート

クラウドPBX「INNOVERA」が新機能を追加

株式会社プロディライト（大阪市中央区）が提供するクラウドPBX「INNOVERA」は、2025年5月15日に最新アップデートを行い、電話業務の効率化を図るための新機能を5つ追加しました。これにより、より快適でストレスのない業務環境が実現される見通しです。

リリースの背景

INNOVERAは、今年で誕生10周年を迎え、継続利用社数は2,000社を突破しました。この成果は、長年にわたる利用者からの愛顧に支えられたものであり、プロディライトは心から感謝の意を表明しています。
サービスの充実を図るために定期的なアップデートを行い、お客様のニーズに応じた改善を続けているのが大きな理由の一つです。このたび追加された新機能は、電話の応対を効率化し、設定を簡素化することを主目的にしています。

新たに追加された5つの機能

1. ホワイトリスト機能の追加

この機能を使うことで、あらかじめ登録した電話番号以外からの着信に対して、自動応答や留守番電話などで対応することが可能になります。最大1,000件の番号を登録でき、迷惑電話対策にも役立つでしょう。
設定は「回線」→「ホワイトリスト一覧」から行います。

2. SMSオプションの強化

従来、SMS送信は携帯電話からのみ対応していましたが、今回のアップデートによって、他の発信元からも携帯番号を指定してメッセージを送ることが可能になりました。
設定は「SMS」→「SMS登録」から行います。

3. 電話履歴に検索用タグの追加

電話履歴に「クレーム」や「対応不要」といったタグを追加できるため、通話の状況が一目で分かります。これにより、データ管理が格段に便利になります。
設定は「電話履歴」→「タグ」から。

4. ボイスレコーダー・音声合成機能の導入

着信前音声や保留音について、従来のファイルダウンロードに加えて、ボイスレコーダーや音声合成機能が利用可能になりました。
設定方法は「回線」→「着信前音声一覧」や「保留音声一覧」にて可能です。

5. 短縮ダイヤルが5桁に増加

これまでは4桁だった短縮ダイヤルが5桁に増加し、より多彩な番号管理が可能になりました。
設定は「リスト」→「リスト登録」から行います。具体的な発信方法も新しくなっており、「＊88＋短縮ダイヤル」での発信が可能です。

今後の展望

今回のアップデートにより、INNOVERAはさらに高機能かつ便利なシステムへと進化を遂げました。今後も、ユーザーのニーズに応じた機能や外部サービスとの連携を模索していく方針です。ご意見やご要望がありましたら、ぜひ寄せてください。
このアップデートは「INNOVERA 2.0」を対象としているため、「INNOVERA 1.0」利用中の方は注意が必要です。