「推し活」をもっと楽しく!大学生と企業がコラボする新商品開発プロジェクト始動
株式会社アイリスが、淑徳大学経営学部経営学科の山脇香織准教授のゼミナールと連携し、「推し活」をテーマにした新商品開発プロジェクトを開始した。このプロジェクトは、同社のボタン製造やOEM事業で培ったノウハウを活かし、学生たちのアイデアを商品化することで、「もっと好きになる!ポジティブになれる推し活グッズ」を生み出すことを目指す。
近年、「推し活」は、単なる趣味を超えて、生活の一部となりつつある。しかし、同時に、「オタクカルチャー」に対するネガティブな印象も根強く存在する。このプロジェクトでは、学生たちの斬新なアイデアによって、「推し活」をよりポジティブな文化へと進化させ、新たな「推し活」体験を提供することを目指している。
プロジェクトの第一歩として、2023年10月には、学生たちとアイリス社員による意見交換会が開催された。学生たちは、自身の「推し活」経験や、理想の「推し活グッズ」について熱心に語り合った。この意見交換会で得られた貴重な意見は、今後の商品開発に活かされる予定だ。
学生たちのアイデアが商品に?
プロジェクトでは、山脇ゼミナールの学生たちが「わたしたちが欲しい推し活商品」をテーマに、グループワーク形式で新規事業アイデアコンペティションを実施する。優秀なアイデアは、実際に商品化に向けて検討されるという。アイリス社員は、各グループの活動に参画し、学生たちのアイデアをサポートしていく。
このプロジェクトは、学生たちにとって、自身のアイデアが商品化される可能性だけでなく、企業と連携し、商品開発のプロセスを学ぶ貴重な機会となる。また、アイリスにとっても、学生たちの新鮮な視点を取り入れることで、新たな商品開発のヒントを得ることができる。
「推し活」文化をさらに発展させる可能性
アイリスは、今回のプロジェクトを通じて、学生たちと共同で「推し活」文化をさらに発展させることを目指している。学生たちのアイデアから生まれた新商品が、多くの人々の「推し活」をより楽しく、よりポジティブなものにしてくれることを期待したい。
株式会社アイリスについて
株式会社アイリスは、「お客様に喜んでいただける商品やサービスを通じた社会貢献」を企業理念とし、生活を豊かにすることに特化した商品の企画販売を行っている。収納に便利な鍋敷きキッチングッズ「BRICK(ブリック)」や、リュックの紐留め便利アイテム「chokodome(ちょこどめ)」など、生活を便利にする商品を数多く開発している。
今回のプロジェクトは、アイリスの企業理念である「お客様中心志向」を体現する取り組みの一つであり、学生たちとの連携を通じて、新たな商品開発に挑戦していく姿勢を示している。