「大麻は危険」のウソ？日本の大麻行政に物申す！高野泰年氏が描く、目が覚める大麻の真実

「大麻は危険」は本当か？常識を覆す、高野泰年氏の挑戦状

「バカでもわかる大麻合法化の国益」は、日本の大麻行政の現状に鋭く切り込み、大麻草の有用性と合法化の必要性を力強く訴える一冊です。著者は、5年以上前から大麻草の有用性に注目し、CBDオイルの製造販売を行うメイヂ食品株式会社の高野泰年氏。長年、大麻草の研究と普及活動に携わってきた彼が、自身の経験と豊富な知識に基づき、大麻に関する誤解や偏見を解き明かしていきます。

本書の執筆のきっかけは、とある国会議員との衝撃的な出会いでした。「ちょっと真面目な麻のTV」という番組の企画で、高野氏は国会議員にインタビューを試みます。しかし、議員は番組への出演を拒否。大麻に関する議論を避ける様子に、高野氏は強い衝撃を受けました。なぜ、大麻は政治家にとってタブーなのでしょうか？

高野氏は、日本の大麻行政が海外との国際整合性を無視し、利権によって歪められていると指摘します。一方、海外では医療用大麻の合法化が進み、CBD製品も広く流通しています。大麻は危険なものとして扱われる一方で、海外では様々な分野で活用されています。この矛盾を、高野氏は本書で明らかにしていきます。

大麻は危険？実はアルコールより依存性が高いのは…？

本書では、大麻に関する様々な誤解や偏見を、科学的根拠に基づいて丁寧に解説していきます。例えば、大麻は依存性が高いと思われがちですが、実はアルコールの方が依存性が高いというデータがあります。また、大麻による死亡者はゼロなのに対し、アルコールによる死亡者は年間数千人にのぼります。

高野氏は、大麻に対する世間のイメージは、偏った情報やメディアによる報道によって形成されていると主張します。そして、大麻草の本当の姿、その有用性、そして合法化の可能性について、具体的なデータや事例を挙げながら、わかりやすく解説していきます。

読み終われば「何か変だよ。ニッポン」となる衝撃の真実

本書では、イラストを用いて、大麻に関する16の質問と回答をわかりやすく解説しています。イラストは「バカ」と「まとも」の対比で描かれており、読者の理解を深めます。

「大麻は怖い」「大麻は違法だからダメ」そう思っていたあなたも、本書を読めば、大麻に対する認識が大きく変わるかもしれません。日本の大麻行政の現状、そして大麻草の可能性について、新たな視点で考えることができるはずです。

メディアからの注目も集める、高野氏の挑戦

高野泰年氏は、現在岐阜放送のテレビ番組「ちょっと真面目な麻のTV」に出演し、大麻草の有用性や注意点について解説しています。時には議論を呼ぶテーマを扱い、視聴者から大きな反響を呼んでいます。

本書は、高野氏の挑戦の集大成とも言える一冊です。日本の大麻行政を変える、国民的な議論を巻き起こすために、高野氏はメディアを通して積極的に発信を続けています。