国際交流が進む美容業界
2025-09-05 11:49:09

アルテジェネシスがポーランド留学生を受け入れ国際交流を進めるサマープログラムについて

アルテジェネシスとポーランドの国際交流



株式会社アルテジェネシスは、約360店舗を展開する美容室チェーンであり、日本における美容業界の先駆者としての地位を築いています。その中で、ポーランド共和国で日本学を専攻する学生を受け入れる「サマープログラム」を実施し、国際的な交流を深めています。このプログラムは、駐日ポーランド共和国大使館の公認を受けており、2014年から始まり2025年で9回目を迎えます。これまでの間に23名の学生が日本に来て、貴重な経験を積む機会を得ています。

サマープログラムの背景



アルテジェネシスとポーランドの交流の起源は、2005年までさかのぼります。この年、ポーランドの大手美容室チェーン「Trendy Hair Fashion」と提携を結び、相互訪問や美容コンテスト、ヘアショーを通じて友好関係を築いてきました。このような民間交流を基に、2014年から本格的に「サマープログラム」を展開し、美容を媒体にした国際的な理解を深めるための努力が続けられています。

プログラムの対応と進化



2020年から2022年にかけてのコロナ禍では、プログラムが一時中断されたものの、再開にあたり形式を見直しました。学生たちは日本のサロンでの研修や文化体験を通じて、日本の美容文化や社会に対する理解を深める機会を手に入れ、策定した卒業論文に必要なフィールドワークにも取り組みます。ポーランド出身のスタッフの指導を受けながら、学生たちは新たな視点を得ていきます。

両国の未来を担う人材の育成



ポーランドの名門大学で人気の日本学科に在籍する学生との交流は、両国の将来を担う人材育成の重要な一環です。高い倍率で選ばれる学生たちは英語と日本語を使いこなし、日本文化への理解も深く、将来的には日本社会へ貢献する意欲を持つグローバル人材です。これまでにサマープログラム参加者の中から3名が卒業後に採用されるなど、アルテジェネシスは優秀な人材の確保にも注力しています。

万博での成功事例



昨年のサマープログラム参加者の一人、ガブリエル・ポプアフスキさんは、2025年の大阪・関西万博におけるポーランドパビリオンの案内役を務め、訪問者にポーランドの魅力を伝えています。万博での活動は国際交流の場としても重要で、本プログラムが実際にどのように人材育成に寄与しているかを示す具体的な事例となっており、アルテジェネシスの取り組みの成果が伺えます。

サマープログラム参加者の声



ガブリエルさんは「サマープログラムでの経験が万博の仕事に結びつき、国際的な舞台で人とつながる自信を持てるようになった」とコメントしています。彼はまた、修士課程に進むことを希望しており、さらなる成長を目指しています。アルテジェネシスのサマープログラムが多くの学生にとって学びの場となり、成功のステップとなっていることは明らかです。

2025年度サマープログラムの概要



次回のサマープログラムは、2025年7月13日から8月9日まで実施される予定です。受け入れ対象はポーランドで日本学を専攻する大学生2名で、フィールドワークを通じて自己の研究テーマに沿った実践的な学びを提供します。アルテジェネシスは今後も国際交流を強化し、優れた人材育成に取り組んでいく方針です。

このように、アルテジェネシスは美容業界を通じて広がる国際的な友情と理解を促進し、多様な人材の成長を支援しています。


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会社情報

会社名
株式会社アルテジェネシス
住所
神奈川県横浜市中区翁町1-4-1 アルテマリンウェーブビル 5階
電話番号
045-663-6123

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