ブロンプトンの新作T Line Ceratechが登場、進化したデザインと性能

新たな風を吹き込むBromptonのT Line Ceratech

ロンドン生まれの折りたたみ自転車ブランド、Brompton(ブロンプトン)が新たなフラッグシップモデル「T Line Ceratech Bronze」を発表しました。この新モデルは、従来のT Lineを華やかに進化させたもので、2023年4月上旬より順次販売が開始されます。

先進技術が生み出す耐久性

T Line Ceratechは、宇宙船やレーシングカーでも使用されるセラミックベースの堅牢なコーティング「Cerakote®」を採用しています。このコーティングにより、耐久性が向上し、これまでにない美しさを持つ自転車に仕上がっています。また、最軽量のT Lineをさらに強化し、エンジニアリングの精密さを持ちながら、より快適なライディング体験を提供します。

カラフルなバリエーション

新モデルは、欧米市場で販売される「Ceratech Black」に対し、アジア市場では「Ceratech Bronze」がラインナップされます。このカラフルなデザインは、シティライディングのスタイルを一新し、ユーザーに新しい自転車の楽しみ方を提案します。

高性能な仕様

T Line Ceratechのモデルは、4速または12速のギアを選択でき、マッドガードが標準で付属するほか、オプションでフロントライトも用意されています。価格は、4速が1,034,000円（税込）、12速が1,076,000円（税込）となっています。ただし、仕様が予告なく変更される可能性があるため、購入を検討される方は最新情報を確認する必要があります。

持続可能な自転車の選択

Bromptonは、都市に特化した折りたたみ自転車の製造において、世界47か国で展開し、高い人気を誇っています。1975年の創業以来、年間9万台以上もの自転車を生産し、その70%以上が輸出されています。2022年には、これまでの生産台数が100万台を超えました。これは、都市生活に非常に適した自転車を提供している証です。

折りたたむとサイズが約3分の1になり、どこへでも持ち運べる便利さも魅力です。また、製造過程での二酸化炭素排出量が自動車の1台分よりも6.2トン少ないため、環境への配慮もされています。1台の駐車スペースには、なんと42台のBrompton自転車を収めることができるのです。