健康寿命をのばそう!
2025-11-27 15:47:10

第14回健康寿命をのばそう!アワードの成果と意義を探る

第14回健康寿命をのばそう!アワードの開催と受賞結果



厚生労働省とスポーツ庁は、令和7年11月26日に東京都千代田区の日経ホールで「第14回 健康寿命をのばそう!アワード」の最終審査と表彰式を行いました。このアワードは国民の健康寿命を延ばすために役立つ優れた取り組みを行う企業や団体、自治体を表彰するもので、全国から幅広く応募が寄せられました。

表彰の意義



今回のアワードでは、生活習慣病の予防や介護予防に特化した取り組みが評価され、各分野で最優秀賞や優秀賞が選ばれました。これにより、健康寿命の延伸に向けた皆の努力が認められ、さらなる取り組みが促進されることが期待されています。

第一部:介護予防・高齢者生活支援分野



この部門では、地域包括ケアの推進に寄与する活動が数多く応募されました。その結果、川越市地域包括支援センター中央ひがしの『地域のお散歩地図・ポイ活「ここえどマップとここえどカード」』が厚生労働大臣最優秀賞に輝きました。この取り組みは、地域住民が自発的に健康維持のために活動することを促しています。

第二部:生活習慣病予防分野



生活習慣病予防に関する取り組みが集まり、書類選考の後、プレゼンテーションが行われました。最優秀賞には西会津町の『さすけねぇ輪で変える!高齢化率50%の町 健康共創プロジェクト』が選ばれました。また、優秀賞には大分県信用組合、中谷病院、雲南市がそれぞれの部門で受賞しました。さらに、優れたスポーツを通じた取り組みには、企業部門のグローバルシステムズ株式会社や、団体部門の日本ゴルフ協会、自治体部門の山形県上山市が受賞しました。

主催者の挨拶



当日は、厚生労働省の健康・生活衛生局長である大坪寛子氏が主催者挨拶を行いました。彼女は受賞者を祝しつつ、健康寿命延伸が進む中でも生活習慣病が増えている現状に触れ、予防の重要性を強調しました。特に、行政だけでなく地域や民間との連携が不可欠であるとし、各地域での取り組みの拡大を期待すると述べました。

特別トークショー



本年度は、生活習慣病予防分野の審査の合間に、「睡眠」をテーマにした特別トークショーも開催されました。タレントのハリー杉山氏や、日本睡眠学会の専門医である白濱龍太郎氏が、睡眠と健康の関係や睡眠の重要性について語り、ピカチュウやカビゴンとともに観客に睡眠を優先することを呼びかけました。

講評



最後に、評価委員長である東北大学の辻一郎名誉教授が受賞者の取り組みを称えました。彼は応募された103件の中から最優秀賞が選ばれた意義を強調し、地域での成果を全国や世界へ発信することへの期待を述べました。将来的には、こういった取り組みがより広範な地域に波及し、健康寿命の延伸や健康格差の縮小につながることを願っています。

アワードの要約



この「健康寿命をのばそう!アワード」は、スマート・ライフ・プロジェクトの一環として、適度な運動、適切な食生活、禁煙、健診、良質な睡眠、女性の健康に関連する優れた取り組みを顕彰します。国民全体が健康で楽しい生活を送れるよう、今後もさまざまな取り組みがなされることでしょう。 受賞者の活動を通じて、より多くの人々が健康づくりに向けた行動を起こすことを期待しています。

詳細はYouTubeでアーカイブ配信が行われますので、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
スマート・ライフ・プロジェクト 事務局
住所
東京都千代田区霞が関1-2-2
電話番号
03-5253-1111

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