フジケンが提案する新たな働きと暮らしの融合「商住宅」

フジケン株式会社の新たな賃貸住宅シリーズ「商住宅」

フジケン株式会社が新たにリリースした賃貸住宅シリーズ「商住宅」は、建築家・谷尻誠氏のデザインによる新しいライフスタイルの提案です。コロナ禍でのリモートワークの普及や個人事業の増加を受け、「家は、ただ住むだけの場所ではない。」という考え方から生まれました。これまで分断されていた「住居」と「商業」のスペースを一体化し、利便性と創作性に富んだ新たな住宅環境を提供します。

新しい生活様式に寄り添う「商住宅」

「商住宅」は、働く場と住まいを融合させた新しい形の賃貸住宅です。リモートワークやオンラインビジネスのニーズが高まる中、住まいと職場を分けることの非効率さが指摘されています。しかし、「商住宅」では住むだけでなく、同時に商いを進められる空間を提供します。住むことと商うことを一体化するこの設計は、住人の創造性を刺激し、生活スタイルを多様化させることを目指しています。

「家族で生活しながら、趣味を活かしたビジネスを展開できる」。このような柔軟性が「商住宅」の魅力です。例えば、家庭で小さなカフェを開いて地域とつながりながら、新たなコミュニティを形成することも可能になります。

街に潤いをもたらす１階部分の活用

通常、賃貸物件の1階部分は防犯やプライバシーを考慮して閉じた印象になりがちです。しかし「商住宅」では、1階を商業スペースとして開放し、街の賑わいを醸成します。これにより文化的な活動も促進され、地域全体に活気が生まれるのです。

オーナーにとっても、1階部分に付加価値を持たせることができ、結果として高めの賃料を設定しやすくなるというビジネスメリットがあります。このように、商業と居住を一体化することで、双方にとって利益をもたらす住環境が形成されるのです。

建築家・谷尻誠氏のビジョン

谷尻誠氏は、「働く」と「暮らす」の境目がますます曖昧になっている現代社会において、人々が自然に商業活動を行う事ができる住まいが必要だと述べます。「商住宅」での生活を通じて、自宅をオフィスとして利用することも古くは当たり前のことでした。その流れを現代に再現することを目指しています。

今後、「商住宅」を活用して、自身のビジネスを展開し、未来の成功をつかむ人々が現れることを期待しています。新たな暮らしが創造される場として、自身の夢を実現する場でもあるのです。

「商住宅」中野新橋について

今回、フジケンが展開する「商住宅」は東京都中野区弥生町に位置し、2025年8月に竣工する予定です。地積181.35㎡、延床365.53㎡の規模で、3階建ての建物は、店舗兼住宅として3戸、SOHOタイプの住戸が8戸設けられています。

立地は東京メトロ丸ノ内線の中野新橋駅から徒歩3分というアクセスの良さを誇り、新宿まで6分、銀座や東京まで30分以内と利便性も抜群です。落ち着いた街並みと商業施設が揃ったこのエリアは、住む人に快適さと活力を提供します。

新しい時代の「住み方」と「商い方」を体現する「商住宅」を通じて、私たちの生活に新しい価値がもたらされることを期待しています。