羽島市がLINEを活用して住民への情報発信を強化する取り組み

羽島市のLINE活用による情報発信の強化

岐阜県羽島市が新たにLINEを活用し、市民への情報発信と住民サポートを強化する施策を開始しました。これは、8300万人が利用している日本の主要なSNSを通じて、市民が手軽に情報を受け取れる環境を整えることを目的としています。

LINEを使った情報発信は、市民の生活に自然に溶け込む形で行われ、日常的な生活情報や行政の施策を効果的に伝えることが可能です。市民は自身の興味に応じた行政分野を選び、羽島市からの情報をオリジナルセグメント配信で受け取ることができます。この仕組みにより、必要な情報を確実に提供し、不要な情報は排除することで、市民の生活を快適にサポートすることが目指されます。

業務効率化と365日対応

市主催のイベント申込手続きも大幅に効率化され、従来の電話による受付からLINEでの申請が可能になります。また、施設異常の通報やイベント申し込みをLINEのBOT機能を通じて、24時間対応することで、市民へのスピーディな対応を実現します。これにより、職員の業務負担の軽減も期待されており、業務改善を図るための見直しも進められています。

災害対策の強化

さらに、羽島市では災害時の体制を強化する取り組みも行っています。市民からの「施設異常の通報」を受け入れ、画像や位置情報を使って即時に現況を確認できる体制を整えました。この仕組みは、平常時の軽微な損傷の通報のみならず、災害時にも大いに役立つと考えられています。また、ハザードマップや避難所の位置情報をGoogleマップで簡単に確認できる機能も提供しています。