懐かしのレトロゲームが府中で復活！「ひっぱタコ王」「TaKuYa」体験イベント開催

懐かしのレトロゲームがよみがえる！府中ミッテンで春のレトロゲームイベント開催

東京都府中市にある商業施設「ミッテン府中」で、レトロゲーム体験イベント『Let's play with a Retro Game machine ～レトロゲームで遊ぶ春休み2023～』が開催されました。

本イベントでは、1970年代に一世を風靡した2種類のレトロゲーム機が登場。当時を知る世代には懐かしさ、若い世代には新鮮な体験を提供しました。

迫力満点！大型エレメカ機「ひっぱタコ王」

デパートの屋上やゲームセンターなどで多く見られた大型エレメカ機「ひっぱタコ王」は、海をイメージしたブルーとタコのレッドが印象的なモグラ叩きゲームです。ランダムに現れるタコの足を剣で叩き、高得点を競います。シンプルなルールながら、誰でも気軽に楽しめる上に、想像以上に運動量があり、日頃のストレス発散にも効果的です。1プレイ100円。

レトロゲームの原点！テーブル型筐体「TaKuYaタクヤ」

1976年に喫茶店向けに開発されたテーブル型筐体「TaKuYaタクヤ」。日本のビデオゲームの歴史を語る上で欠かせない存在です。

老舗ゲーム機メーカーである徳力精工株式会社が、最新の技術とデザイン性を融合させ、現代に蘇らせたこの筐体は、レトロな外観を保ちながら、快適な操作性を実現しています。イベントでは、テーブル筐体と、開発中のアップライト型モデルも展示され、その進化に触れることができました。こちらは無料で体験可能でした。

イベント概要

イベントは2023年3月1日(水)から3月29日(水)までの期間で開催され、前半と後半で内容が異なりました。前半(3月1日～14日)は「ひっぱタコ王」のみ稼働し、「TaKuYaタクヤ」は展示のみでしたが、後半(3月15日～29日)は両方のゲーム機がプレイ可能でした。営業時間は午前10時～午後6時まで。ただし、ミッテン府中の営業時間とは異なりますのでご注意ください。混雑時は1プレイごとの交代制で協力をお願いしていました。

多くの来場者で賑わうイベント

イベントには、子供から大人まで幅広い世代の来場者が訪れ、レトロゲームの魅力を再発見する機会となりました。中には、子どもの頃に遊んだゲーム機を懐かしむ親子の姿も見られました。

徳力精工株式会社の挑戦

本イベントは、徳力精工株式会社の府中市への貢献、そして幅広い世代へのレトロゲーム体験提供という想いの元、実現しました。同社は、長年、大手メーカーの業務用ゲーム機を製造してきた実績を持ち、日本のゲーム業界を支える存在です。「TaKuYaタクヤ」の開発は、同社の技術力と創造性を示す象徴的な出来事と言えるでしょう。