2025年8月、待望の新刊が登場
株式会社文藝春秋が、2025年8月5日(火)にスタジオジブリの新しい教科書『ジブリの教科書21 君たちはどう生きるか』を発売します。この作品は、宮﨑駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』をテーマとした内容で、特に注目されるのは、米津玄師やあいみょんといった人気アーティストのインタビュー、または映画監督・山崎貴監督や塚原あゆ子監督による作品評など、多面的に作品を掘り下げた内容が盛り込まれています。
『ジブリの教科書』シリーズの魅力
この『ジブリの教科書』シリーズは、スタジオジブリの作品の舞台裏や、その魅力を独自の視点から解説する長編シリーズです。今回は約7年ぶりの発表となります。過去のシリーズ同様、製作過程やキャスト、制作陣へのインタビューが充実しており、作品理解に役立つ情報がぎっしり詰まっています。特に今作では、宮﨑駿監督が自身の少年時代に触発されて生み出した作品についての深い考察が展開されることでしょう。
映画『君たちはどう生きるか』の誕生と特徴
『君たちはどう生きるか』は、宮﨑監督が「引退宣言」を撤回した後に7年にわたり制作された力作です。監督の少年時代の思い出が色濃く反映され、観る者に強いメッセージを伝えます。映画は既にアメリカのアカデミー賞を含む数々の受賞歴を持っており、その魅力は国内外で認識されています。
特筆すべきは、制作過程における異例の長期期間や、宣伝をほとんど行わずに公開された点。アニメーション表現の可能性を追求したこの作品は、観る者の心に深く浸透することでしょう。
音楽や出演者の特別インタビュー
今回の教科書には、映画の音楽を担当した久石譲さんと米津玄師さんの独占ロングインタビューも収載されています。久石さんが「宮﨑さんに同行することが、これまでに体験したことないことになる」と語るように、音楽の側面からも作品の魅力を引き出すインタビューは必読です。
また、主人公・眞人を演じた山時聡真さんや、ヒミを演じたあいみょんさんの新規特別インタビューも掲載されており、彼らの視点から作品の背後にある思いを知ることができます。それぞれのキャラクターに込められた情熱や彼らの解釈が、読者に新たな視点を提供してくれることでしょう。
作品を読み解く豪華執筆陣
『君たちはどう生きるか』の世界観を解明するための執筆陣も豪華で、藤原辰史や千葉雅也、東畑開人らが参加しています。多様な視点からこの作品を世界観を探求し、深い考察が展開されます。これにより、読者は作品に新たなインサイトを得ることができるでしょう。
プロデューサー鈴木敏夫氏のインタビュー
さらに、鈴木敏夫プロデューサーの独占インタビューもお楽しみいただけます。彼が語る『君たちはどう生きるか』の最大の魅力については、アニメーション表現の新しい扉を開くきっかけになることでしょう。作品製作への思いや、画面に込められた情熱についても聞ける貴重な機会です。
書誌情報と購入方法
- - 書名:『ジブリの教科書21 君たちはどう生きるか』
- - 編集:スタジオジブリ・文春文庫編集部
- - 発売:2025年8月5日
- - ページ数:240ページ
- - 定価:1430円 (税込)
- - ISBN: 978-4-16-812020-6
詳しい情報は
こちらからご覧いただけます。
スタジオジブリ作品の魅力を余すところなく味わえる本書は、ファンのみならず、新たな視点を求める全ての人にとって必見の一冊です。