健康効果のある野菜の資格、2025年から『野菜健康指導士』試験開始！

一般社団法人食品機能推進協会は、内閣府の認可を受け、東京都に本拠を置く一般財団法人職業技能振興会との共同プロジェクトの一環として、野菜の機能性や健康効果に特化した新しい食正規資格を立ち上げることを発表しました。この資格は、『野菜健康指導士』と呼ばれ、初回試験は2025年5月25日(日)に実施される予定です。

この取り組みの背景には、長年にわたる日本人の野菜摂取量の不足があり、2024年には厚生労働省が新たな野菜摂取の目標値350gを設定しました。しかし、最新の調査結果によると、多くの世代でこの目標に達していないだけでなく、特に若い世代の野菜不足が深刻な問題となっています。これに対処するため、食品機能推進協会では、野菜の栄養や健康効果についての理解を深め、日常生活に役立ててもらうことを目的としています。

資格を取得することで、主婦やOL、ビジネスマン、さらには量販店の野菜担当者や栄養士、料理研究家、学生など、さまざまな層の人々が助けられるでしょう。また、試験に先立ち、オンラインでの「野菜健康指導士試験対策講座」が2025年5月18日(日)に開幕し、受講生は専門知識を基礎からしっかり学ぶことができます。試験や講座のテキストも、名古屋大学名誉教授の大沢俊彦先生をはじめとする専門家による厳選された内容が盛り込まれています。

受験申し込みは2024年3月5日(水)から開始され、受験料は8,800円（税込）、対策講座は13,200円（税込）、テキストは2,750円（税込）です。さらに、上級の資格試験は2026年1月の開催が予定されています。

食品機能推進協会は、持続可能な農業を推進し、食品の機能性や栄養価を広く普及させることを使命にしている団体です。これにより、農業の発展や安定供給を実現し、持続可能な社会の構築に寄与することを目指しています。また、食と農の価値を広めるための具体的な活動として、食品ロスの低減や栄養に関する講座を提供し、社会のニーズに応じた新たな価値の創造に挑んでいます。

この新しい資格を通じて、私たちの食生活がより健康的で豊かなものになることが期待されます。ぜひ、この機会に『野菜健康指導士』資格取得を目指し、野菜の持つ力を学んでみてはいかがでしょうか。

詳しい情報や申し込みについては、下記の公式ウェブサイトを訪れることで確認できます。ぜひご注目ください。
食品機能推進協会のウェブサイト