NFTスカジャンの新時代
2021-12-21 10:00:11

本格的なNFTスカジャンとフィジカルスカジャンの初コラボの全貌

世界初のデジタルとフィジカルの融合



伝統と革新を融合させた新しい時代のファッションが、横須賀から発信されます。ジャパンジャケット合同会社が発表した新プロジェクト、「NFTスカジャン」は、従来のスカジャンと最新のNFT(非代替性トークン)を組み合わせた初の試みです。この取り組みは、スカジャン文化の保存と新たな価値創出を目指しています。

スカジャンの歴史とその魅力



スカジャンは、第二次世界大戦後にアメリカの兵士向けのお土産として誕生しました。その名前の由来は「横須賀ジャンパー」であり、横須賀市のドブ板通りが発祥地となっています。スカジャンは、購入者のアイデンティティを反映させるために、個々の情報や名前をデザインに盛り込むことができ、個性的なアイテムとして多くの愛好者に支持されてきました。特に、力強い鷲や虎、龍のモチーフが施されたデザインは、1950年代には世界中のお土産としての地位を確立しました。

しかし、インターネットが普及した現代において、物品購入は容易になり、物の取得場所自体がアイデンティティに与える影響は薄れつつあります。このため、スカジャンの横須賀的存在意義は弱まっているのも事実です。ファッションアイテムとしてのスカジャンは根付いていますが、伝統的なカルチャーは存続の危機に直面しています。

NFTスカジャンの登場



その流れの中で、ジャパンジャケット合同会社は新たな価値を見出し、スカジャンカルチャーの未来を考え直すプロジェクトを立ち上げました。今回のプロジェクトでは、物理的なスカジャンと同デザインのデジタル版NFTをセットにして販売することで、スカジャンの魅力を再発信することを目指しています。特に、世界最大規模のNFTマーケットプレイスOpenSeaでの販売は、新たなメディアでスカジャンを世界に広めるための大きなステップです。

デザインと制作プロセス



NFTスカジャン「ICHI -ZIPANGU GOLD-」では、日本の地図を基にした独自のMAP柄を採用し、さらにはアジアを象徴する龍を組み合わせています。生地には、金色のサテンを使用し、かつて黄金の国と呼ばれていた日本の神秘性を表現しています。また、フィジカルスカジャンの刺繍は、熟練の職人による日本独自の「手振り」技法で施され、高品質な完成度を実現。伝統的な製法が生き続ける中で、最新技術との融合が図られています。

販売情報とプロモーション



「NFT Sukajan ICHI -ZIPANGU GOLD-」の販売は、2021年12月20日から開始され、価格は0.9ETH(約44万円)です。購入はOpenSeaで行うことができ、SNSも活用したプロモーション活動により、多くの人々への認知拡大を目指します。

また、購入者はデジタルスカジャンのスクリーンショットを提供することで、フィジカルスカジャンも手に入れることができる仕組みとなっています。これにより、NFT所有者としての特別感を楽しむことができ、今後の二次流通も含めた新たな価値が期待されます。

会社概要と参加メンバー



ジャパンジャケット合同会社は、2021年に設立され、スカジャンの伝統を守りつつ、新しいビジネスモデルへの挑戦を続けています。代表メンバーには、ドブ板スカジャン研究会の会長である一本和良氏、スカジャン絵師の横地広海知氏、そしてブロックチェーンの専門家である一本寿和氏が名を連ねており、それぞれが異なる視点からこのプロジェクトに貢献しています。

このNIFスカジャンプロジェクトは、単なる商品の販売を超え、スカジャン文化を次世代に引き継ぐ重要な取り組みとして期待されています。

会社情報

会社名
ジャパンジャケット合同会社
住所
神奈川県横須賀市本町2-7
電話番号

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