日本オペラ振興会、新進オペラ歌手育成の一環を発表
公益財団法人日本オペラ振興会は、国際的なオペラの舞台で活躍する次世代の歌手を育成するために、イタリアの著名フェスティバルから優秀な指導者を招くプロジェクトを実施します。この取り組みもあって、多くの才能ある若手オペラ歌手が新たなステージへと羽ばたく機会が提供されることとなります。
プロジェクトのいくつかの要素
今回招聘されるのは、エルネスト・パラシオ氏とカルメン・サントーロ氏です。
- - エルネスト・パラシオ氏は、新進オペラ歌手の育成を専門とし、数々の国際的なイベントで高い評価を受けています。彼の指導を受けることは、若手歌手にとって大きな価値となるでしょう。
- - 一方で、カルメン・サントーロ氏は、コレペティトゥアの育成に心血を注いでおり、舞台演出や伴奏の面から若い才能をサポートします。
この二人の指導者によるマスタークラスは、2025年11月に開催される予定です。具体的な日程は以下の通りです。
- - 公開レッスン:2025年11月15日(土)14:30開演(14:00開場)
- - 披露演奏会:2025年11月18日(火)18:00開演(17:30開場)
披露演奏会と公開レッスンの詳細
披露演奏会は、イタリア文化会館のアニェッリホールで行われ、一般は1,000円、学生は500円という手頃な価格で参加できます。この演奏会では、マスタークラスを受講した歌手たちが自らの成果を披露する他、次回のAccademia Rossiniana“Alberto Zedda”への推薦歌手を選出する重要な役割も担っています。新たな才能がステージに立ち、観客との感動的な瞬間を共有することが期待されます。
公開レッスンでは、マスタークラス受講生の中から選ばれた数名が、エルネスト・パラシオ氏とカルメン・サントーロ氏の指導を受ける貴重な機会となります。観客は、その模様を目の当たりにすることができるため、オペラに興味を持つ方々にとっては見逃せないイベントです。
文化の支援と更なる発展
この取り組みは、文化庁の文化芸術振興費補助金を受けて実施されます。また、日本オペラ振興会が主催し、イタリア文化会館の協力を得ています。これにより、日本とイタリアの文化交流がより一層深化することが期待されます。
オペラの未来を担う若き才能たちが育つこの素晴らしい環境の中で、あなたにもその一部として聴衆と共に楽しむ機会が与えられることを願っています。観客にとっても、次世代のオペラ歌手たちの成長を見守ることは、大きな喜びとなることでしょう。ぜひ、2025年のこの特別なイベントに足を運び、その瞬間を共にしませんか?
まとめ
日本オペラ振興会の新進オペラ歌手育成事業は、未来のオペラ界を担う才能を育て上げる重要な機会です。イタリアからの著名な指導者の元で学ぶこのプロジェクトは、今後のオペラ興行にも大きな影響を及ぼすことでしょう。詳細は、日本オペラ振興会の公式サイトでご確認ください。