全国から450名以上が集結した初の認定NPOカンファレンスが成功裏に終了

初の「認定NPOカンファレンス ignite!」が成功を収めました

2025年11月7日、大阪に本社を構えるコングラント株式会社が運営メンバーとして参加した「認定NPOカンファレンス ignite!」が初めて開催され、全国から420名以上の参加者が集まりました。このイベントは、認定NPO法人と非営利団体、企業、そして業界関係者のための貴重な交流の場となりました。

約100の認定NPO法人や非営利団体、41名の登壇者が集まり、NPO法人が直面する経営上の課題や制度的な改善に向けての多角的な議論が行われました。参加者から寄せられたアンケートでは、95%が「認定NPO法人の制度についての理解が深まった」と回答し、93%が「新たなアクションを起こしたい」と意欲を示しました。

開催の背景

日本が抱える多様な社会課題に取り組む中で、特に「認定NPO法人」は個人や企業からの寄付を受けやすくするための税制優遇が得られる重要な存在です。しかし、全国には約1,300の認定NPO法人しか存在せず、全体の約2.6%を占めるに過ぎません。これらのNPO法人は資金や人材においても不足しており、今後の成長が期待されています。

このカンファレンスは、認定NPO法人の未来を築くための第一歩として、参加者同士が連携し、課題を共に解決するための目的で実施されました。

メインプログラムの内容

キーノートセッション

特別講演では、映画『Uncharitable』を製作したDan Pallotta氏が登壇しました。この映画はアメリカの非営利活動についての考察を含み、参加者はそのトピックについてとても興味深く耳を傾けました。

ignite! PITCH 2025

参加者や主催者の思いが溢れるピッチイベントでは、認定NPO法人ウィーログの織田友理子氏が最優秀賞に選ばれました。各団体の代表が、自身の「原点」と「次の一歩」について情熱的に発表し、場の雰囲気を盛り上げました。

多彩なセッションプログラム

多様なテーマでのセッションが行われ、例えばNPOと企業の共創、寄付の役割、未来の社会課題などが議題に挙げられました。モデレーターが司会を務め、参加者は意見を交わし、知識を深める貴重な機会となりました。

参加者の反応

参加者の中には「明確なデッドラインを設ける必要性を感じた」といった声や「ビジョンをワクワクさせる形で提示する大切さを再確認した」との意見が寄せられました。さらに多くの参加者がこのカンファレンスを通じて新たなアクションを起こすことに意欲を燃やしています。

今後の展望

『ignite!』は、今後も年に一度のカンファレンス開催を通じて、認定NPO法人のネットワークを拡大し、課題の解決に向けて継続的な努力を行っていく計画です。日本の非営利セクターにとって、非常に重要な役割を果たす制度改善に寄与することを目指しています。

今後の活動に関心がある方々は、公式ウェブサイトで最新情報をチェックしてください。正しい知識と情報をもとに、NPO法人そして社会全体の発展に寄与していくことが期待されます。