ロイヤルパークホテルズのEco Project 2025
三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社は、ロイヤルパークホテルズにおいて「ECO PROJECT 2025」を実施しています。今年の夏は特に猛暑が続き、電力の需要が高まる中で、環境に優しい取り組みを強化し、お客様に涼を提供することを目指しています。具体的な施策には、日本の伝統的な「打ち水」を取り入れたおもてなしや、ホテル全体での節電対策があります。
昔ながらの知恵「打ち水」
「打ち水」は、電気を使わずに涼しさを得るための日本の伝統的な方法です。ロイヤルパークホテルズでは、気温が上がる前の朝や、夕方の気温が下がり始める時間帯に打ち水を実施します。この取り組みでは、一部のホテルでは宿泊のお客様にも参加していただくことができます。涼を呼び込むことで、夏の厳しい暑さを少しでも和らげ、エコを意識したおもてなしを実現します。
省エネ対策と涼しさの両立
現在、電力供給のひっ迫が懸念される中、ロイヤルパークホテルズは特に電力需要の高まる夕方の時間帯に、公共スペースのエアコンの冷房設定温度を通常より1℃上げる取り組みを実施します。この取り組みにより、一般的にエアコンの冷房設定を1℃上げることで、消費エネルギーを約10%削減できると言われています。具体的な実施日は「省エネ総点検の日」に合わせ、8月1日(金)17:00から18:00の1時間にわたり実施されます。
来館者への涼グッズプレゼント
さらに、ロイヤルパークホテルズでは、8月1日から3日の3日間、来館されたお客様に手軽に使用できる涼グッズをプレゼントします。これは環境に配慮したサステナブル素材の竹を使用したうちわです。先着100名(ロイヤルパークホテル本館は200名)のお客様に、チェックイン時にお渡しいたします。竹の自然な風合いと共に、涼しい時間をお楽しみいただけることでしょう。
実施期日と参加ホテル
ECO PROJECT 2025の実施期間は、打ち水が2025年7月21日から8月3日まで、節電対策は8月1日の17:00から18:00です。これに参加するホテルは、全国に展開されているロイヤルパークホテルズの全22ホテル。具体的には、仙台ロイヤルパークホテルや東京・日本橋にあるロイヤルパークホテルなど、多くのホテルが名を連ねています。
持続可能な社会の実現に向けて
ロイヤルパークホテルズは、今後も持続可能な社会の実現に向けて様々な取り組みを行いながら、新たなホテルの開発を進めていきます。2025年に向けた新たな指針も策定し、皆様に「幸せのピースになる」ために、より良いサービスを提供することを目指しています。環境を考慮した取り組みで、顧客と共生しながら企業としての責任を果たしていきます。
「ECO PROJECT 2025」を通じて、ロイヤルパークホテルズは、お客様と共に省エネルギーや環境共生への意識を高め、持続可能な未来を作るお手伝いをしていきます。