音楽プロジェクト『Newtro』が描く新たなラブソング
日本の音楽シーンに新風を吹き込む音楽プロジェクト『Newtro』が、名曲「渋谷で5時」を現代の感性で再構築し、再び注目を集めています。この魅力的なカバー楽曲「渋谷で5時 × evening cinema feat. cinnamons」は、2025年8月29日(金)18:00に待望のミュージックビデオが公開される予定です。
名曲の歴史を振り返る
オリジナル楽曲「渋谷で5時」は1993年に鈴木雅之さんと菊池桃子さんによるデュエットで、渋谷を舞台にした恋愛の駆け引きが描かれた名曲です。大人の恋愛をアーバンソウル調のサウンドで表現し、今なお多くのリスナーに愛されています。90年代に生きた世代はもちろん、現在の若者にも響くその内容は、時代を超えて評価されています。
現代のアーティストたちの再タッグ
今回カバーするのは、シティポップスタイルを現代的に再構築したポップスバンドのevening cinemaです。彼らは柔らかなバンドサウンドと甘いボーカルで知られており、フィーチャリングとして参加するcinnamonsは透明感のある歌声が魅力。二組は過去に楽曲「summertime」でコラボし、瞬く間にバイラルヒットを展開しました。この再コラボレーションは、新しい「渋谷で5時」の解釈を提供するものとして期待されています。
視覚的表現とアートワーク
さらに、ミュージックビデオに使われるイラストは、実力派のイラストレーターchao!によって描かれました。夕焼けが広がる渋谷の街を背景に、ふたりの男女が駆け寄る姿が描かれ、90年代の恋愛ドラマを彷彿とさせるポージングとともに、街の雰囲気が楽曲の世界観を一層引き立てます。
「デート前の期待感を感じさせる作品にしたかった」と語るchao!の思いが反映されており、視覚的にも「ラブストーリーの1ページ」を感じさせます。
音楽を超えたメッセージ
この新しいアレンジは、原曲へのリスペクトを忘れず、リスナーに共鳴するような仕上がりとなっています。現代的な感性と往年の名曲の良さを併せ持つことが評価され、年齢を問わず新しい音楽体験を提供する力を秘めています。
更に、『Newtro』は音楽だけではなく、視覚的なクリエイティビティにも力を入れ、過去と現在が融合した新時代の音楽プロジェクトとして成長しています。新たなカバーカルチャーの可能性を探りながら、世代やジャンルを超えた音楽の架け橋となることが期待されています。
このプロジェクトを通じて、リスナーは新たな音楽体験に巡り合うことができるでしょう。
音楽とアートが交差する新たな空間で、懐かしさと新しさを体感できる『Newtro』の魅力に、ぜひ注目してみてください。