電力エレクトロニクスの最新情報を発信するオンライン会議
ローデ・シュワルツは、2026年5月5日と6日に電力エレクトロニクスに関するオンライン会議「From Design to Validation」を開催します。この会議には、産業界や学術界の専門家が集まり、現代の電力エレクトロニクスシステムに関する測定や検証手法について議論が展開されます。
会議の背景と目的
電力エレクトロニクス市場は、より高い効率目標や電力密度の向上、大規模電力網との統合の進展に伴い急成長しています。この成長によりエンジニアには、特性が理想的でない部品への対処や、ワイドバンドギャップデバイスの高速過渡応答への対応、厳しい電磁両立性(EMC)要件のクリアが求められています。
本会議では、最新のオシロスコープやベクトルネットワークアナライザ、精密電力アナライザといった測定技術を用いた解決策が提案され、参加者に具体的な手法を提供します。
プログラムの詳細
会議の初日には、Hitachi EnergyのTobias Keller氏が基調講演を行います。講演タイトルは「Power Semiconductors: Shaping the Future Power Grid – Performance and Reliability for Future Decades」で、シリコン及びシリコンカーバイド(SiC)デバイスの信頼性評価について詳しく解説がなされます。特に熱サイクルや短絡耐性、長期信頼性に焦点を当て、今後の電力網構築に向けた有用な情報を提供します。
2日目には、Infineon TechnologiesのVeit Hellwig氏による基調講演が予定されており、窒化ガリウム(GaN)技術が高電圧モーターインバータに与える影響について探ります。
さらに、複数の技術セッションも用意されています。例えば、受動部品の特性評価に関するセッションでは、100 MHz以上の周波数における寄生インダクタンスや寄生容量の影響を取り上げ、これがコンバータの安定性にどのように寄与するかを解説します。別のセッションでは、SiCやGaNデバイスの特性評価について、動的特性を測定するための新たな手法を紹介します。
EMCに関する講演
EMCに関するテーマは2つの講演で取り扱われます。1つ目は、近傍界プローブを用いた放射ノイズ源の特定方法と、EMIフィルタ設計の検証方法についての実践的なアプローチが紹介されます。2つ目は、小規模プロトタイプに対する伝導エミッション測定のワークフローを実演し、最新の測定機器を使用した手法が提案されます。
精密電力測定の重要性
また、特別ウェビナーではデータセンターおよびAIサーバーの電源における精密な効率測定の重要性が強調されます。実際の負荷条件下での測定方法を解説し、80 PLUS認証を満たすために必要な手法を学ぶことができます。
参加方法と締め切り
本会議は無料で誰でも参加できますが、事前の登録が必須です。興味がある方は、ローデ・シュワルツの公式ウェブサイトから詳細なプログラムや講演者情報を確認し、登録を行うことが促されています。参加は業界の最新トレンドを把握する絶好の機会ですので、この機会をお見逃しなく。
詳しくは、
こちらのリンクからご確認ください。