平戸市で灯台を活用した新たな地域活性化プロジェクトのお披露目会開催！

新たな灯台活用プロジェクト「灯台デモクラシー」が始まる

長崎県平戸市生月町に位置する大バエ鼻灯台。2025年3月9日、ここで「シン・オオバエトウダイお披露目会」が開催されることが決まった。このイベントは、灯台を中心とした新しい地域活性化事業「灯台デモクラシー」のキックオフを兼ねており、灯台を通じた地域振興への期待が高まる。

このプロジェクトは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環であり、地域の海の歴史を掘り起こし、異なる地域や業種を結びつけることを目指している。新たな海洋体験の創出はもちろんのこと、地域のコミュニティと連携した活動が展開される予定だ。具体的には、灯台を基軸にして生月島を活性化し、灯台巡りを楽しむ「トゥクトゥク」の導入や、イベント開催のための備品購入、さらには安全対策としてのガビオン柵やウッドデッキの設置が計画されている。

イベントの詳細について

「シン・オオバエトウダイお披露目会」は、当日の11時から大バエ園地で行われる。主催者である灯台からのメッセージ運営委員会の理事長、黒田成彦（平戸市長）の挨拶を皮切りに、協賛プレートのお披露目や海上保安庁からの航路標識協力団体任命式などが行われる。イベントを盛り上げる生月音頭の披露や、キッチンカーでの出店も予定されており、訪れる人々にとって楽しい一日となるだろう。

参加は無料で、誰でも気軽に楽しむことができる。アクセスは、たびら平戸口駅から車で約45分、駐車場に限りがあるため、大バエ園地の無料駐車場からトゥクトゥクを使った有料送迎（1人500円）も利用できる。

地域活性化に向けた新たな一歩

本プロジェクトの下での灯台の利用は、地域の若手起業家である株式会社ガッタライが引き継ぎ、灯台を中心に地域活性化の活動を進めていく。この「灯台デモクラシー」は、地元の人々と共に進める活動であり、実際に地域のニーズを反映しながら連携していくことになる。

地域と地域、異分野と異業種、そして日本と世界をつなぐ、「海と灯台プロジェクト」は、地域の文化や海洋体験を次世代へと継承する重要な取り組みである。今後もこのプロジェクトを通じて、地域の発展が期待される。

イベント開催に合わせて、今後の活動内容や計画についても詳しく紹介され、地域の人々にとっても新たな可能性が広がることだろう。灯台を基にした地域活性化の新たな形を体感する機会を、皆さんもぜひお見逃しなく！

詳しい情報やお申し込みについては、灯台からのメッセージ運営委員会のFacebookページをご覧ください。