組織活性化を推進する新たな取り組み「HEROIC」
大阪市に本社を構える株式会社Be&Doは、心のエネルギーを高めるための新しい診断技術「HEROIC(ヒロイック)」を開発しました。この技術は、組織や個人のリスクや成長可能性を可視化することを目的とし、企業が抱える人材の離職やエンゲージメントの課題に対して具体的な解決策を提供します。2026年1月からはこの技術を社外にも開放し、全国の人材コンサルタントや企業の人事部門が活用できるライセンスパートナー制度を開始します。
心理的資本への注目
「HEROIC」は、個人の「心理的資本」に焦点を当てています。これは、やる気や自信、柔軟性などがどのように個人と組織の成長に寄与するかを測定し、理解するための概念です。例えば、現在多くの企業がエンゲージメントスコアを測定していますが、単にスコアを見ても具体的な改善策が見えていないという声が多いのが問題です。
「HEROIC」は、感情や意識の状態を数値化し、従業員が抱える可能性のあるリスクを早期に発見することで、対話を通じた改善策の策定を可能にします。具体的には、「Hope(意志と経路の力)」「Efficacy(自信の力)」「Resilience(回復力)」「Optimism(楽観力)」の4つの要素に基づいた診断を行い、各職場に応じた介入策を用意します。
具体的な導入方法と成功事例
この新しいライセンスパートナー制度では、パートナーとして認定を受けた専門家が、HEROIC診断を利用できるほか、診断結果を元にした適切なアドバイスや対策も提供可能になります。すでに先行導入された企業では、若手社員の離職予兆を早期に発見し、対話を通じて社員の定着や活躍に繋げる成果が上がっていることから、効果が実証されています。
組織の健康を示す新たな指標の確立
Be&Doは2026年9月までに、心理的資本を育成するプロフェッショナルとして300名のパートナーを育成する計画を立てています。これにより、企業が抱える組織・人材の診断が日常的に行われるようになり、誰もがイキイキと働ける社会を実現することを目指しています。
このように、Be&Doの「HEROIC」は、組織の健康状態を測定するための新たな指標として位置付けられ、エンゲージメント向上の鍵を提供します。今後もこの革新的な取り組みに注目が集まるでしょう。