親子で学ぶ護心術
2023-08-22 10:00:03

小学生向けいじめ対策ワークブックが発行!親子で学ぶ護心術の重要性とは

親と子が共に学ぶ、いじめ対策書籍の登場



近年、学校内外でのいじめが深刻な問題となっています。その影響は子どもたちの心に大きな負荷を与え、最悪の場合は不登校やその後の人生にも影響を及ぼすことがあります。そんな中、「小学生からはじめるこころの護心術(TM)ソーシャル・コミュニケーションスキル(TM)」という新たなワークブックが、9月上旬に出版されることが決まりました。この書籍は、子どもたちを保護し、いじめを予防するために特別にデザインされた教材です。

書籍の概要



このワークブックは、NET総合研究所が後援し、こども未来支援連盟・ここころの護心術教室が編集したものです。書籍は二部構成で、第1部は保護者向け、第2部は親子でのコミュニケーションの練習ができる内容になっています。目的は、子どもたちが自分自身をしっかり護り、他者を傷つけないためのスキルを身につけることです。

著者には心理学の専門家である長内優樹氏と、教育に携わる斉藤実氏が名を連ねています。二人はそれぞれのフィールドで豊富な経験を持っており、科学的アプローチに基づいてこの教材を開発しました。出版社は清風堂書店で、ISBNは9784867090282です。

いじめ問題の背景



現在、文部科学省の調査によると、小学生、中学生におけるいじめの件数は増加し続け、特に低学年でのいじめが目立つようです。特に、スマートフォンやSNSの普及が進む中で、匿名のネットいじめも急増しています。このように、子どもたちを取り巻く環境が厳しくなっている今、早急な対策が求められています。

そのため、今回の書籍は、いじめを予防するための新しいアプローチとして位置づけられています。これは、子どもたちが自分自身の心を鍛えることで、周囲への影響も考えられる大切な教育の一環です。

ワークブックの利点



「小学生からはじめるこころの護心術」は、子ども自身が自分や他者を傷つけることなくコミュニケーションを図れる力を育おうとするものです。親子で一緒に取り組むことで、より深い理解とお互いの信頼関係を築くことが可能になります。

毎日忙しい現代社会の中で、親と子が共に過ごす時間を有意義にするための一助として、この教材はぴったりです。親は子どもの成長を見守り、指導しながら同時に自身も学ぶことができます。

教室運営と今後の展開



特にNET総研がCSRの一環としていじめ対策教室の運営を2022年に開始し、このノウハウを本書に反映させています。教室では子どもたちが直面する問題を科学的に分析し、実際の行動につなげるためのメソッドを提供していきます。

今後、全国の家族や学校にこの新しいアプローチを広めていく計画があり、そのための活動としてこのワークブックが不可欠だと考えています。

結論



親と子供が共に苦しい問題に取り組むことで、より良いコミュニケーションスキルと心の護り方を学び、いじめ問題に立ち向かえる力を育てることができるでしょう。この「小学生からはじめるこころの護心術」は、その第一歩を踏み出すための手助けとなります。ぜひ、多くの家庭に手に取ってもらいたい一冊です。

会社情報

会社名
株式会社NET総合研究所
住所
東京都文京区本郷2-35-17 コート本郷309
電話番号

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