マランツ、HEOS製品がQobuz Connectでハイレゾ音楽ストリーミングに対応

マランツが遂にQobuz Connectに対応

マランツは、音楽のクオリティへのこだわりで知られるブランドであり、その最新のネットワークオーディオプラットフォーム「HEOS」が、人気の高音質音楽サービスQobuz Connectに対応したことを発表しました。この新機能により、ユーザーはさらに高品質な音楽体験を手に入れられるようになりました。

Qobuz Connectとは？

Qobuzはフランスに拠点を置く高音質音楽プラットフォームで、2007年の設立以来、音楽ストリーミングやダウンロードにおいて、最高の音質を提供しています。現在、約1億曲の音楽カタログを持ち、ハイレゾリューションやロスレス/CDクオリティ（最大192kHz/24bit）での提供を行っています。また、耳の肥えたリスナー向けにDSDやDXDフォーマットのダウンロードも可能です。

Qobuz Connectは、このプラットフォームをより使いやすくするために設計された新機能であり、ユーザーはQobuzアプリを通じて直接音楽をコントロールすることができます。この機能により、サードパーティのアプリやリモコンを使用する必要がなくなり、出力デバイスの選択や切り替えが簡単に行えるようになります。

HEOSの強化と音楽体験の向上

マランツは音質に妥協しない姿勢を貫いており、HEOSを通じて音楽体験を向上させることに全力を注いでいます。Qobuz Connectの導入は、その一環として、ユーザーに限りなくオリジナルに近い音楽体験を提供することを目指しています。これにより、既存の音楽ストリーミングサービスであるAmazon MusicやDeezerと共に、Qobuzも加わり、音楽ファンやオーディオファイルにとっての選択肢が広がります。

利用者は、QobuzアプリからHEOS Built-in製品を選択することで、最大192 kHz / 24 bitのハイレゾ再生を楽しむことが可能となります。これにより、より深い音楽の世界に浸ることができるでしょう。ただし、Qobuz Connectを使用するためには、HEOSアプリやQobuzアプリの最新版をインストールしておくことが重要です。

マランツの歴史と革新

マランツは1953年に設立され以来、プレミアムオーディオ製品の開発に注力してきました。例えば、プリアンプmodel 7やパワーアンプmodel 9といった名機を生み出し、1982年には世界初のCDプレーヤーであるCD-63を発売しました。このような革新は、マランツが今やホームエンターテイメント機器のプレミアムブランドとして確固たる地位を築く要因となっています。

今後も、技術は進化し続け、マランツは音楽愛好家の期待を上回る製品を提供し続けることでしょう。より良い音楽体験を求める方にとって、HEOSとQobuzの結びつきは、まさに革新の証ともいえるでしょう。