住信SBIネット銀行とイズミグループ、地域に根ざした金融サービスを共同で展開

住信SBIネット銀行株式会社（以下、住信SBI）は、このたびイズミグループと協力し、地域密着型の金融サービスの開発に向けて基本合意書を結びました。住信SBIは、最新のIT技術を駆使し、パートナー企業に対し銀行機能を提供するBaaS（Banking as a Service）を活用して、新たな金融サービスの実現を目指しています。

イズミグループは、中国地方や四国、九州において「ゆめタウン」といった商業施設を運営しています。これにより地域貢献を果たしながら、265店舗以上で多様な業態を展開しており、地域の生活に密着したビジネスを展開しています。特にイズミグループのゆめカードは、クレジットカードと電子マネーの「ゆめか」を通じて、地域に根ざした利便性の高い決済手段を提供しています。

今回の協業により、住信SBIは自社のフルバンキングBaaSを基盤として、イズミグループのお客様に向けた金融サービスの開発を進めることになります。これにより、預金や住宅ローンなどのサービスに対する特典が提供され、「ゆめタウン」や「ゆめマート」で利用できるポイント制（値引積立額）を導入します。

さらに、銀行口座と電子マネー「ゆめか」間でのスムーズな資金移動が可能となることで、顧客にとっての利便性が一層向上する見込みです。これは、近年高まる地域密着型の金融サービスのニーズにしっかり応える取り組みの一環です。

住信SBIネット銀行の代表、円山法昭は「我が社はお客さま中心主義を貫き、最先端のテクノロジーを活用して、金融サービスを革新し、より便利で快適な社会を築いていくことを目指しています」とのコメントを寄せています。

今後具体的なサービス内容やタイムラインについては、決まり次第、公式発表を行う予定です。地域経済の発展に寄与するこの新しい試みに、期待が高まります。住信SBI、イズミグループ、そしてゆめカードが手を組むことで、地域の皆様に向けた新たな金融サービスの実現が待たれます。