エスクリキッチンカップ2025が盛況のうちに開催！優勝者が決定

エスクリキッチンカップ2025開催の背景

2025年8月27日、東京都中央区のampersand By LAGUNAVEIL ATELIERにて、株式会社エスクリが主催する「エスクリキッチンカップ2025」が開催されました。このイベントは、社内の調理部門のスタッフを対象にした料理コンペティションです。エスクリは、挙式や披露宴の企画・運営を主な業務としている企業であり、そのクオリティ向上のためにこのような取り組みを行っています。

参加者の幅広い世代

本大会には、エスクリの約130名のキッチンスタッフが参加資格を持ち、役職や勤続年数に関係なく、あらゆるスタッフが選考に臨みました。今年は、若手の20代前半のパティシエから、40年以上の経験を持つベテランシェフまで、幅広い世代の選手が一堂に会する形となりました。これは、技術の向上だけでなく、社内のチームワークや相互学習を促進する良い機会ともなっています。

厳正な審査

大会は、外部から招いた審査員によって公平に評価されました。料理部門では、ホテルの総料理長や業界誌の編集長たちが審査員を務め、各出場者のプレゼンテーションや実際の料理を丁寧に見守りながら、新たな発想や創造性、技術向上への取り組みをチェックしました。特に「婚礼料理」というテーマが強調され、料理人としての思いがどのように形にされているかが問われました。

優勝者の発表

料理部門（チーム戦）は、シャルマンシーナTOKYOチーム（東京都渋谷区）によって優勝が決定。チームの皆さんは、プロヴァンス地方をテーマに、冷製のブイヤベースや和風の子羊のアンクルートを披露しました。参加者は、温かいスープを余すことなく冷製で仕立て、全体のバランスや親和性を考慮しながら仕上げたとのことです。また、調味料や食材への工夫がなされ、ゲストが美味しく召し上がれる工夫も感じられました。

準優勝は、ラグナヴェールSkyTerraceチーム（埼玉県さいたま市）が手掛けた作品が選ばれ、テーマはブルターニュ地方。さらに、ampersand By LAGUNAVEIL ATELIERチーム（東京都渋谷区）がアルザス・ローレヌ地方の料理を披露し、第三位となりました。

デザート部門では、ラグナヴェールSENDAI（宮城県仙台市）の佐々木佳那さんが「~aimer~」という名の甘美なデザートで優勝を勝ち取りました。この一皿は、結婚式という特別な瞬間にふさわしく、思いが伝わるようにデザインされたとのこと。シンプルでありながらも記憶に残る美しさに仕上がっています。

技術向上の継続

エスクリは「STAFF CREATE」という理念のもと、スタッフが自らの能力及び専門性を最大限に発揮し、お客様に高い満足度を提供することを目指しています。社内での調理スタッフの教育や技術向上に努めており、今回のようなコンペティションの開催を通じて、さらなる料理の創造力や技術を高めることを目指しています。今後も料理のクオリティ向上に積極的に取り組んでいくとしています。

会社概要

エスクリは、2003年に設立された企業で、東京都中央区に本社を構えています。証券コードは2196、従業員数は755名に達しており、年商は261億円（2025年3月期）です。挙式や披露宴の企画・運営を行い、グループ会社や直営店を全国に展開しています。

さらに、結婚式に関連するサービスも豊富で、ゲスト一人一人が喜びを感じる体験を提供することを重要な使命としています。今後の『エスクリキッチンカップ』を通じて、さらなる進化を遂げていくことでしょう。